明日5月5月9日(日)は「母の日」です。わが国では今年は5月9日(日)になります。
5月にはいろいろな行事があります。
・八十八夜【5月2日】 立春から数えて88日目が八十八夜です。(2021年は5月1日です)
・憲法記念日【5月3日】 1947年(昭和22年)5月3日、「日本国憲法」が施行されました。
・みどりの日【5月4日】
・こどもの日
・端午の節句【5月5日】
・母の日【5月9日】
・葵祭【5月15日】(京都の上賀茂神社・下鴨神社の例祭)
・浅草三社祭【5月中旬】(中旬の金・土・日)
わが国では、母の日(ははのひ)は、日頃の母の苦労をねぎらい、母への感謝を表す日」としています。
“国民の祝日に関する法律”に「母の日」は規定されていません。「母の日」が規定されていないのだから、6月の第3日曜日とされている「父の日」も当然規定されていません。
大日本連合婦人会が1931年(昭和6年)に結成された。その際、同組織は皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日(地久節)を「母の日」としましたが、普及しませんでした。
1937年(昭和12年)5月8日に、第1回「森永母の日大会」(森永母を讃へる会主催、母の日中央委員会協賛)が豊島園で開催されました。その後、1949年(昭和24年)ごろからアメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになりました。
一般に母親の日頃の苦労を労わり、母への感謝を表す日とされています。ご存知の通り国民的行事の一つとなっています。しかし、母の日は、「国民の祝日」ではありません。では、母に感謝する国民の祝日はあるのでしょうか。
国民の祝日は「国民の祝日に関する法律」に定められています。そして、同法2条は、母に感謝をする日として「こどもの日」と規定しています。その規定は次の様になっています。
(第二条 抜粋)こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
毎年、母の日は5月の第2日曜日で、ゴールデンウィークが空けてすぐの5月の初旬~中旬頃です。
年に1度の大好きなお母さんに、日頃の感謝を伝える日。誕生日と同じくらい大切にしたい日です。
今後10年間の母の日
2021年5月9日(日)
2022年5月8日(日)
2023年5月14日(日)
2024年5月12日(日)
2025年5月11日(日)
2026年5月10日(日)
2027年5月9日(日)
2028年5月14日(日)
2029年5月13日(日)
2030年5月12日(日)
毎年日付が違います。早い年だと8日だったり、遅い年だと14日だったりと、一週間くらいの間で日付が前後しています。
母の日を祝う習慣はどのようにして生まれたのか(由来)
アメリカ・ウェストヴァージニア州で、アンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するため、1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配ったのが始まり。」です。
この風習は1910年、ウェストヴァージニア州の知事が5月第2日曜日を母の日にすると宣言し、やがてアメリカ全土に広まっていき、1914年には5月の第2日曜日が「母の日」と制定されました。
日本はアメリカに倣っていますが、起源は世界中で様々であり日付も異なります。
母の日は、長い歴史の中でカーネーションを贈る日と定着していますが、日頃の母の苦労をいたわり母へ感謝を表す日です。
【関係先】
〇 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号) e-GOV法令検索
【関連記事】
〇 八十八夜