5月12日は「看護の日(=ナイチンゲールの日)」です。新型コロナウイルス治療の最前線に立つ看護師らが疲弊しています。感染リスクが付きまとい、私生活は制限され、差別への不安もあります。
菅義居内閣総理大臣は、オリンピック開催に意欲的であることを、2021年5月10日(月)に開催された国会で答弁しました。国民の意思を無視し……、こんな反対デモが起きているのに……。
毎日新聞 が2021年5月9日 18時25分に発表しました。海外メディアも取材していたようです。
「東京2020オリンピック」開催に反対する有志による抗議デモが9日、メイン会場である国立競技場(東京都新宿区)の前で始まりました。国立競技場では陸上競技のテスト大会(東京2020オリンピックの)が開催されていました。
参加者は「生活を守れ」や「医療が優先」などとシュプレヒコールを上げながら「東京五輪反対」を訴えていました。
このデモに対する私の意見は賛成の立場ですが、今の政府の立場を考えると公にするのは控えたいと思います。
デモで印象的なのは、私の年代なら1960年(昭和35年)6月15日に安保闘争で死亡した樺 美智子(かんば みちこ)さんを思い出します。
その後、学生運動は「革マル派」と呼ばれる集団(学生以外が大半)と機動隊との抗争に発展しました。
この抗争によって「日本共産党」は勢いを失いました。
この抗争によってデモを押さえつけるための各種の法律ができました。その最たるものが「テロ等準備罪」だと思います。
今回のデモ主催者にそのような考えが無いことを祈るばかりです。
菅内閣総理大臣は、自分自身の言葉に酔っているのか、そうでなければ周囲のヨイショに溺れているのではないか。自分自身の言葉で「“オリンピック”はやる」と周囲に言っているらしい。そんな状態でIOC会長との会談に臨んでいいのだろうか。IOCバッハ会長との会談が5月中旬に延期されたとはいえ。