もうすぐ夏・・・その前に梅雨 歳によって気象条件が違うので、毎年決まった日から始まる訳ではありません。ですが、「この頃が梅雨入り」という大体の予想をすることはできます。
え? もう? 5月5日は沖縄が梅雨入りしたとのニュース
まだ早いんじゃないかえ 5月に入ったばかりだよ! 梅雨って6月のものじゃなかったのかい?
テレビで天気予報をみていると、4月末だというのに最近では「梅雨入り」の話題が多くなっています。
どうやら近畿地方は、いつも通りに梅雨入りは6月になりそうです。
2021年、鹿児島等九州南部の平年の梅雨入りは、奄美地方から10日遅れで梅雨入りということになりますが、九州南部で梅雨入りが一番早かったのは、沖縄の平年の梅雨入りより早い5月5日です。
2022年5月4日に気象庁から沖縄地方で梅雨入りしたとみられると発表があり、
5月4までに梅雨入りしたのは11年ぶりで、平年より6日早い梅雨入りとなりました。
気象庁から発表された2021年の5月~7月の3ヶ月予報によると、偏西風が平年より北を流れる予想で、そのため日本付近には暖かい空気が流れ込み易くなり、沖縄奄美を除き平年より高い予想です。
今年・2022年は梅雨前線が早めに日本列島に北上すると予想されており、梅雨入りと梅雨明けが早い可能性がありそうです。
梅雨入りとは?(気象台の見解)
梅雨入りとは、梅雨の期間に入ることで、数日から1週間程度の天候の予想にもとづき、各地方予報中枢官署が発表します。
時期がはっきりせず、○月○日のように特定の日付がない年もあります。
梅雨入り・梅雨明けを発表する各気象台
仙台管区気象台(東北地方) 東京管区気象台(関東地方) 新潟地方気象台(北陸地方) 名古屋地方気象台(東海地方) 大阪管区気象台(近畿地方) 広島地方気象台(中国地方) 高松地方気象台(四国地方) 福岡管区気象台(九州北部地方) 鹿児島地方気象台(九州南部地方) 沖縄気象台(沖縄地方)
今年は、〇〇〇地方が「梅雨入り」したとの報道があります。
2021年5月15日(土)には、四国・中国地方が「梅雨入り」したとの報道がありました。
ところで、「梅雨(つゆ)」とはどういうことでしょうか?
梅雨(つゆ、ばいう)は、晩春から夏にかけて、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年めぐって来る曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種です。
ヒマラヤ山脈によって蛇行した偏西風により、オホーツク海高気圧を作る事に関係しています。晩春~夏頃には、このオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間に梅雨前線ができます。
では梅雨入りが早ければ、梅雨明けも早くなるのでしょうか。
気象庁の担当者は「梅雨入りが早いからといって、梅雨明けも早くなるとは言えない。長梅雨になったり、5月のうちから大雨になったりする可能性もある。気象情報に注意してほしい」と呼びかけています。
【関係サイト】
〇 気象庁 梅雨入りと梅雨明け
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