ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

イチロー、武豊、羽生 若き天才たちの15年後

2009-10-14 18:36:49 | Weblog
イチローがオリックス入団3年目に大ブレークしたのが1994年。武豊、羽生善治を加えた3人は当時、スランプ知らずの天才と賞賛された。あれから15年の歳月が流れた。

イチローはWBC決勝の韓国戦での決勝打に始まり、体調不良で出遅れながら大リーグ通算2000本安打、そして9年連続となる200本安打を悠々と達成し、イチロー健在を強く印象づけた1年となった。

武豊は今年は苦戦が続いている。ようやく100勝には届いたものの現在リーディング争いではトップと12勝差の2位というポジションである。
40歳となった天才ジョッキーに陰りが見えてきたのだろうか。

羽生善治は昨期の竜王戦で渡辺明に3連勝して永世七冠に王手をかけながら、そこからまさかの4連敗で奪取に失敗した。その影響からか今季は17勝12敗と勝率6割に満たない。7割がノルマの羽生にしてはやや苦戦の数字といえる。
しかし今期名人戦で挑戦者の郷田真隆を退け、先の王座戦でも山崎隆之を3連勝のストレートで防衛するなど要所では貫禄を示している。

天才たちにもやがて老いが忍び寄るだろう。それもそう遠い日ではなかろう。その宿命とこの3人がどのように向き合っていくのか。戦っていくのか。むしろこれからが勝負師としての生き様が試されているのかもしれない。
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