<chicoの独り言>
怪我をした時、もし痛みを感じなかったら・・・
火傷を負った時、もし熱さを感じなかったら・・・
人は生きてはいけないでしょう。
その痛みは無くてはならない防衛本能です。
体にとっての危険を教えてくれます。
もし、誹謗中傷をあびせられて、心が痛みを感じなかったら・・・
もし、大失敗をしても心が辛く感じなかったら・・・
人として生きてはいけないでしょう。
心に感じる痛みは優しさを育てる痛み。思いやる心を育てる痛み。
こんにちは。chicoです
もう、何年も前の話です。
あるテレビ番組で、痛みを全く感じないと言う、外国人の男の子の事を放送していました。
いつの間にか大けがを負っていたり、火傷をしていても気が付かないのだそうです。
また、自分で自分の体を傷つけてしまう事も。
ですから、日常生活で、かなり気を使っていないと大変なことになってしまうのです。
もう、何年も前ですから、私もその事と、その時感じたことしか記憶にありません。
一瞬、「痛みを感じない」とは羨ましい・・・なんて思ってしまったのですが、
とんでもないことで、一つ間違えば命をも脅かす大変な事故に繋がってしまうのだと言う事を
それまで考えたことはありませんでした。
痛みはやはりもっとも避けたい感覚です。
しかし、そんな避けたいことが実は自分を守ってくれていたのです。
心も同じことが言えると思います。
傷つくからこそ、人の痛みを感じることが出来る。
誰も傷つきたいなんて思うはずがありません。
しかし、それを体験しないと人を平気で傷つける人間になってしまうのです。
rinrinやmieもそれぞれ、チクチク痛みを感じ、そして癒しながら成長しています。
時に、親としてそれが切なく、変われるものなら変わってあげたい・・・
転ぶ前に手を貸してあげたい・・・そう思ってしまうのですが、
長い目で見るとやはり『痛み』を経験しないと、とんでもない大人になってしまうかもしれませんからね。
かといって、何もしないで取り返しのつかない大けがを負うことになってしまっても大変です
ほど良い距離感、さじ加減・・・難しいのですが、これも大人の学びですね。
今日も良い日になりますように
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