こんにちは。Chicoです
今日はrinrin10代最後のB.D
早いものです
生まれたのがついこの間のように
思い出されるのに。
ちょっと振り返らせてください
ご興味のない方は長いのでスルーしてくださいね
rinrinは19年前・・・
オーストラリアの東に位置する
パースという都市で生まれました。
自然豊かなとても美しい街で…
日本人がリタイヤ後に住みたい街の上位に上がるほど
人気がありました(今もかな)
私が妊娠6か月の時、渡豪。
日本でお世話になっていた
産婦人科の主治医や周りからはからは
出産してから行ってはどうかと言われていましたが
そう言う気には全くなりませんでした。
あちらでは出産時は夫が
1週間かそれ以上の休暇をとるのが当たり前。
出産費用も全額無料です。
そして殆どが無痛分娩。
1つ笑い話が・・・
あちらで初めての妊婦検診の時、
「pushは日本語でなんて言うの?」
と、主治医に英語で問われ、
「オス(押す)」と答えると、
どうやらそれをカルテに書いています。
なぜそんなことを聞くのか・・・
ずっと不思議に思っていました。
しかし出産のときにその謎が判明
陣痛の波が来ると、その先生・・・
「オスオス」
とおっしゃるではありませんか
そう、「いきむ」って英語で
「push」って言うんです
私は先生の質問に「押す」ではなく、
「いきむ」と
答えなければならなかったのです
pushって英語、簡単ですが…
「いきむ」としての意味では
なかなか耳にする事はありませんもんね(笑)
他の専門用語は勉強していったのですが
pushはノーマークでした
これ以降・・・無いとは思いますが・・・
日本人の妊婦さんに立ち会われたら、
「オス」とまたおっしゃるのだろうか・・・
と、ちょっと責任を感じたのでした
出産は・・・1週間ほど早めに破水してしまい、
誘発剤を使って出産しました。
無痛分娩のお陰でニコニコ笑いながらの
出産でした
産後はチアノーゼが出てしまい、
集中治療室へ一晩。
そのあとは3日で退院。
もう少し病院のお世話になりたかったのですが
これがあちらの通常です。
両親が1か月の滞在で来てくれましたので
とても心強かったです
あと、日本と違うのは・・・
日本では産後1か月は無理をしないように・・・
床上げしないように・・・
と言いますね(今もかな?)。
産後の肥立ちが悪くなる・・・とか、
更年期が良くない・・・とか。
あちらでは1週間たってもパジャマで
引きこもっていたら、
外に出ないとと、促されます
日本では絶対に見かけない
生まれたての赤ちゃんをよく目にして
ビックリしたのを覚えています。
赤ちゃんを連れていたら街ぐるみ・・・
国ぐるみなのかな?
凄く親切にしてもらえました。
レストランでrinrinが泣き止まなかったら、
隣の席の方が、
「抱っこしておくからその間にゆっくり食べて」
と、あやしてくれたり・・・
道は必ず譲ってくれます。
バス停で抱っこしてバスを待っていたら、
バス停のそばの家の方が
椅子を持ってきてくれたり。
ベビーカーでバスに乗る時は、
必ずバスが傾いて、ベビーカーを抱えずに
そのまま押してバスに乗ることができます。
しかし・・・なかなか慣れなかったのは、
公の場での隠さない授乳
電車やバスの中でも
でもこれは、危険だからやめましょう・・・
とニュースで流れているのを見ましたが
だんだん・・・隠してコソコソするほうが何だか
いやらしく思えてくるのですね。
慣れてくると、本当にこれが楽なのです
妊婦とお赤ちゃんへの優しさだと
感じるようになりました。
初めての出産、育児が海外で・・・
随分心配もされましたが、
実は凄く子育てしやすく、
楽しい思い出ばかりです
沢山のオージーに助けて頂きました
日本ももっともっと子育てしやすい環境が整うと良いですね。
それには結局は人だと思います。
色々便利になるのもありがたいですが、
周りの人の理解と見守る姿勢、
みんなの愛情が赤ちゃんを育てる環境を
作っていくのだと思います
赤ちゃんを抱えているお母さんが・・・
肩身の狭い思いをすることのないよう・・・
どこに行っても堂々と・・・
伸び伸びとしていられることが一番だと思います。
私は、向こうで赤ちゃんを連れていたおかげで
沢山の親切と愛情に触れる事が出来ました。
日本もそうであって欲しいな・・・と
思うのでした
本当はrinrinの思い出話を書くつもりが・・
ちょっと反れちゃいました
でも、ずっと忘れていたことも
思い出すことができました
お付き合い下さりありがとうございました
rinrinを取り上げてくれた主治医です
この後おばあちゃんやいとこたちとお祝いです
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