えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

正常進化

2010-03-17 | お気に入り
近年これ程までに正常進化を感じた車種があるだろうか。
私にとっては、初代ソアラから2代目になった時ほどに。
つまり、現行よりも一つでもパーツやデザインに劣る事無く、誰が見ても新型を欲するような高まりと洗練を見せる。
それは、次期カイエンを見て感じたのです。

この手の車種は門外漢だとは良く書きますが、唯一欲しいと思う車種がMクラスでした。そこに加わったと言いますか、追い越した感さえあります。(もちろん価格を考慮せず)

ご多分に漏れず、この手の車種とはいえ環境性能が物を言います。
トゥアレグ同様にハイブリッドがラインナップに加わり、V6スーパーチャージエンジンとボッシュ製の34kwのモーターが組み合わされる。
まぁスペックなんて、この手のメーカーの物にがっかりする訳がないのだからどうでも良い。
何とも美しくエレガントで、そして分かりやすい格好の良さが売りだろう。

ここでちょっと気になったのが、リア後方から見たデザインがスカイライン・クロスオーバー似だ。
もちろん実車を較べれば似て非なるものどころか、似ていないのかもしれない。
クロスオーバーが420万からで、カイエンが現行690万からと聞くと、カイエンでしょう!と思うけれど、実際のランニングコストを考えると庶民にカイエンは無理なんだろうなぁ。

ついでにアウディのTTの進化も素晴らしい。
初代のもっさりとしたイメージを払拭したどころか、リアルスポーツの仲間入りの勢いだ。
昨年発売になったTTSに積まれている2.0TFSI(272PS)は驚きであった。涎が出るほどに欲しいエンジンである。
ボディ形状があれなので押印してしまう可能性はないであろうが、このエンジンの虜になってしまうのが怖くて試乗はできない。
そして今度は5気筒TFSIを無理やり押し込んだ2.5LのRS。340PS、45.9㌔というスペックには舌を巻く。

最近の車の素晴らしさは、これ位のスペックを持っていたとしてもサラリと乗れることでしょう。
十分に街乗りをこなし、さほど腕に覚えのあるドライバーでなくとも走らせることができる。(走るとは只走るではなく、事故を起こさず安全にと言う意味)
更には「Sボタン」、押してみたい。
排気経路の変更により野太いサウンドに、アクセルも敏感に、ダンパーまでも切り替わる。
いい歳になってくると、社外品へのマフラー交換を躊躇う。
それは「走りたいモード」にある時は良いのだが、そうでない時には五月蝿く感じるからだ。
よって、この手の切り替えモード付きの純正仕様が飽きずに乗れる。(これは高額車種に長く乗る秘訣であると思う)

Ⅵ型GTIも試乗できていない私に、RS試乗の日はやってくるのであろうか、、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする