えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

10キロメーター

2012-08-29 | Weblog
快挙といえばそうかもしれないが、2度と御免だ。
10キロの道のりを、散々飲んだ後に歩いたのだ。

いつもの様に二次会に流れ、その後にガツンとカラオケを歌った。
終電がなくなるからと席を立たされる頃には記憶は曖昧であった。
実は最後に何人だったかも覚えていない。

途中まで一緒の人がいたのがせめてもの救い。
しかし、電車は桜上水止まりの終電であった。
京王エリアに越してから、都内で終電を意識せずに逃したのは初めてである。

小腹がすいたので、酔いも覚ましながらラーメン屋でも探そうと甲州街道へ出る。
あまり衛生的な店が見つからずに歩いていると、吉野家が見つかった。
食べた!
さぁてタクシーに乗りたくはないが、他に選択肢はない。
財布を見れば、なんと千円札が1枚。
遠い昔、タクシーに持ち金分走ってくれといって、その後を歩いた事があった。(2キロくらい)
今回は、千円では気持ち程度しか移動できない縮尺だ。

こんな夜中に家人を起こすのも気が引ける。
ならば、歩いてやると腹をくくった。
正直、桜上水からどれ位の距離があるのか知らなかった。
知っていたら、絶対に歩かなかった。
鞄を持っているうえに、革靴であったので走れない。(きっと走っていたら吐いただろう)
もくもくと歩いたが、歩けど歩けど近づいてこない。
途中何度もコンビニに寄り、スポーツドリンクなどで水分補給を行った。
このコンビニの臭いが鼻についた。
何の臭いだかは知らないが、やけに化学物質を連想させる臭いなのだ。
この臭いが鼻につき、翌日の二日酔いを長引かせたのである。

2時間半強歩いて着いたのだと思う。
疲れたので眠りたいが、当然に熱帯夜であるのだから汗だくである。
シャワーを浴び、眠るころには4時半を回っていたように思う。

そうして翌朝、気持ちの優れない中、地図をみて思っていたよりも距離があったことに気付いた。
10キロとしても700キロカロリー以上も消費されるようだ。
2、3杯の酒ならばまだしも、ベロベロでこの運動量はいただけない。
体を大切にしなければと、強く実感させられる週末であった。
コメント
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