えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

FRONX(SUZUKI)

2024-11-12 | 車関連

スズキからの刺客とでも申しましょうか、フロンクス。

彼の地インドでは、10万台販売最速記録を達成したという鳴り物入り。

軽を選択肢から外し、売れるジャンルで売れる大きさと見ると、このあたりに一度落ちつく。

4Mを切る全長は、何かと普段使いには重宝するもの。

トヨタ・ライズに真っ向勝負を仕掛けたモデルがフロンクスと思われます。

売れ行きが好調と聞きますので、試乗に行って参りました。

 

ライズやロッキーが、1Lターボと1.2Lプラスモーターを用意するのに対し、1.5Lプラスモーターのみの設定。

つまり、スイフトのブースタージェットエンジンは載らない。

 

スタイルは、今時に寄せたデザインで、三菱を思わせるようなもの。

スズキ感が弱いと言えばそうですし、新しいスズキと言われればそうなのかもしれない。

シートに座れば、スイフトよりも上級車種であることを否応なしに感じるだけのシートがある。

走らせてみると、過不足はないもののスタート補助的な意味合いの濃いアシストのせいか、中速域以上の伸びは感じられない。(実際には伸びてはいるだろうけれど、気持ちのいいものではない)

しかし、しっかりとした脚を感じる安定感を持ち合わせるところを見ると、なかなかに思います。

それもそのはず、このフロンクスは4Mを切る全長ながら全幅が1765㎜もあるのです。

このあたりは効いてくるのだと思われますが、少しでも小さな車がいいという方には、この大きさで3ナンバーかというところもあるでしょう。

しかしスズキらしくないデザインと、しっかりとしたシートのおかげか売れ行きは上々を超えているほどと聞きます。

まぁハイブリッド流行りですから致し方ないのですが、私は圧倒的にブースタージェットエンジンがいい。

そして、走りだけで見るならばライズやロッキーに積まれる1Lターボの方がいい。

しかしライズやWR-Vのボディデザインが退屈と感じる方には、フロンクスなのでしょう。

正直なところ私は、全幅で3ナンバーとさせたなら全長4m切りに拘らなくてもと思うところあります。

フロンクスのテールバンパーのデザインが、少しまくり過ぎに感じるのがちょいと残念。

立駐にも入るスタイリッシュなデザインとしたのなら、テールを少し伸ばすだけでグッと良くなるのでしょう。

ブースタージェットとお化粧直しが私の希望です。

 


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