
アカデミー賞にもノミネートされ、とにかく前評判の良かった作品である。
アノーラと迷ったのですが、オヤヂが観るにはこちらが王道かと思って鑑賞しました。
先ず私は、「ボブ・ディラン」という歌手名は知っていますが、どういった歌を歌うのかも知りませんでした。(見て聞けば知ってはおりましたが)
何歳くらいの方なのかも知らず、映画として見に行ったのです。
私の中ではきっと、「ボヘミアンラプソディー」のようなものを期待したのだと思います。
見ていて話もテンポよく、歌に愛にとこの手の映画として退屈させません。
面白い映画だとさえ思って観ておりましたが、見終わってどんどんと印象が悪くなっていくのは自身でも驚きました。
見ていて楽しかったはずなのに、なんだろう?ハッピーエンドでないのはボヘミアンも、スター誕生も同じです。
よくよく考えると、きっと私はボブディランという方の性格とでも申しましょうか、それともティモシーシャラメの面構えが好きでないのか、彼の演技が上手すぎるのか、、
私は音楽に造詣があるわけでもなく、私が生まれてもいない時代の話。
本物のフォークがどうだとか分かりませんし、その殻を破る時代の寵児なのかも分かりませんが、映画の中でファンでもない私にはあまり気持ちの良いタイプではありませんでした。
私にとっての前評判が良すぎただけなのかもしれませんが、私はアノーラを見ればよかったと、作品賞を取ったというニュースを聞いて思ったのでした。
時代背景をよく作った映画である事は確かで、私がフレディのファンだった様に彼をよく知っていれば違ったのでしょう。
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