えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

インバウンドに煽られて

2024-02-07 | Weblog
今年の北海道スキーを終えました。
喜ぶべき事に、昨年突発性腰痛によりリタイアしたトラウマを脱する事ができたのでした。
リハビリの担当へのお土産を忘れない程、滑りを堪能できました。
初日は寒波に大荒れの中2時間ほど滑り、子供とアイドリング。
あまりの寒さに頭痛が出たほどのコンディション。
温泉だけでは芯が暖まらず、サウナでやっと生き返ったほどでした。
翌日の朝一、晴れ間もなく曇りの中クルージングしてみれば、調子の良いカーヴィングターンが決まります。
しかしあっという間に雪となり、風が無いだけマシな天候。
5時間ほどで退散し、風呂に入ってジンギスカンを食べに街へ。
初日の晩はホテルで食べたのですが、とにかく値上がりがすごいのです。
凄いというか、酷くさえ感じるほどの上昇です。
きんきの干し物が7,500円、ホッケの開きが3,000円です、ここは銀座ですかって程。
5年前には半額だったと思われます。


海外からの観光客が戻ったというのは本当で、ホテルには泊まらないものの観光コースに入っているとかで、1日に韓国からの団体だけでバス5台くらいとか。
売店のスタッフに聞けば、嬉しい悲鳴らしい。
もう韓国の方が買っていく定番商品も決まっているらしくお得意様。
観光地の収益としては有難いのでしょうけれど、なんでこんなに食事が高くなってしまったのでしょう。
円安なので海外の方はいいけれど、国内旅行者には辛いものです。
ついでに言えば、リフト券代も上昇の一途です。
その昔に比べれば空いているとは感じますが、今年はここ10年で一番混んでいたと感じます。

しかし一番困ったのは、スキー場全体に見る雰囲気でしょうか。
平成の後半に見るスキーリゾートと言われる場所では、外国の方が多いながらもギスギスした雰囲気は少なかったと思います。
それがどうでしょう、皆遠慮というものが無くなってしまった様にも感じたのです。
別に他人の国に来たから遠慮しろという事ではなく、皆休みを取ってリゾートに来ているのだからという温かみとでも言うのでしょうか。
そんなものがあったと思うのです。
それが我先にではありませんが、ゴンドラやロープウェイの並びで自分たちのグループの間に他人が入れば、それを無言で追い越すのでした。
私はその時一人でしたから、普通考えれば私をそのグループの前に先送りするのが常識と考えます。
それを無言で追い越す女性二人に頭に来たのは言うまでもありません。
これだけではありませんが、ロッカールームに見るマナーや施設での遠慮のなさが目につきました。

実は外国人だけでなく、そういった雰囲気の中で日本人もトゲトゲしているのかもしれません。(私も含め)
ゴキゲンは自分で作るものという別所哲也さんの言葉が身に沁みます。
一緒にクワッドに乗ったオージーガイズに、オーストラリアの雪と北海道の雪はどうかと聞いたところ比べ物にならないと。
北海道の雪の足元にも及ばないらしい。
そんな北海道を我々いつまでも楽しみたいと思えば、共存しなければならないのでしょう。
皆でいつまでも楽しめる様、いい人になりたいものです。

タイトル画は、最終日朝イチの晴れ間
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (独り言)
2024-02-07 07:57:30
岸田のいう多様性、共生は日本人が我慢して外国人の振る舞いに慣れろという事です。つまり日本の文化風習常識をぶち壊すものです。
返信する
コメントありがとうございます (スライス)
2024-02-07 12:10:51
文化風習といえば、お風呂にタオルを入れる外国人はいなくなりました。英語を使えない者の多い日本は、しっかり意思表示を掲げることが大切に思います。
返信する

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