えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

New TIGUAN

2023-11-24 | 車関連
9月に本国で発表となった次期ティグアン。
これを見て、食指が動くのはVW縛りがあるか、初代ティグアンのオーナーか、なんて意地悪を言いたくなってしまった。

ID4を見て、夕暮れのテールライトに少しばかり未来を感じるが、販売店で眺めてもそのフォルムに新しさを感じる部分は少ない。
エクステリアやインテリアなどのデザインを後回しにするほどEV化へ注力しているのか、と思ったり。
とはいえトゥアレグの姿を見れば、そうではない事は分かるのですが。

正常進化がお家芸とも言える日本車市場をベースに育っているからか、それとも国内におけるデザインのガラパゴス化が影響しているのか。
なんにしても、アルヴェルがこれだけ売れる国です。
そういった市場では、ID4や次期ティグアンのマイルドフェイスは人気車とはならないのは想像がついてしまいます。
トゥアレグの導入が無くなった今、VWとしては日本市場においてドル箱となっても良いサイズの車両です。
それが2世代続いてヒットしなければ、いろんな意味でVWの影を薄くしてしまうと思うのです。

画一的なデザインをブランドアイデンティティとするメーカーは増えてきています。
本家と言えるアウディは未だにブレませんが、北米での次期カムリを見る限りトヨタにおいてもクラウンやプリウスに使ったブーメランフェイスを推そうとしてるのは間違いありません。
現行型のパサートが出た頃でしょうか、VWが淡白な一文字基調のフェイスを作りましたが、今一つ洗練度に欠けたように思います。
少しばかり方向転換し、マイルドにしたりと試行錯誤が続きます。
IDBuzzに見るデザインに共通しているのだからとも見えますが、IDBuzzだってもう少し作り込んだ方が良い様な気もします。
なんとなくこの頃のVWデザインを見て思うのは、車なんてもう家電の延長くらいの立ち位置ですよって声が聞こえてきそう。
趣味性を残すモノとそうでないモノ、EV時代となればその境界線は曖昧ではなくなるのかもしれません。
そう考えると、VWグループとしてのベースモデルとなるVWブランドは、普及型モビリティを目指すのは必然なのでしょうか。


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