えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

藪医者(パート2)

2022-03-12 | Weblog
セカンドオピニオンを探すにあたり、医療系に勤める友人に意見を聞きました。
すると、紹介状までは取ることができなかったが、〇〇病院の△△医師がいいらしいと教えてくれました。

先ずは母親に、今の状況と今後の展望を知らせます。
つまり良くならないだけでなく、使えばすぐに痛みがでてくるだろうと。
もう一度オペをするのは嫌だという気持ちは分かりますが、死ぬまでろくに使えない片手でいいかどうかよく考えてもらいました。
そうしてセカンドオピニオンを求めて受診したのです。
ものすごく待たされましたが、驚くほどに医師らしい医師であり、話しただけで力量が分かるほどの対応でした。
やはり自信と経験に裏付けされたものは滲み出るのだとつくづく実感したものです。
取り急ぎレントゲンとCTを取り、情報通知書を取るように言われ、続きは次の受診でという事になりました。

母はこのままでも大丈夫であることを祈っていましたが、私は良くなるオペがある事を祈りました。
翌週、情報通知書を持参し、またもや長い時間待たされましたが、Drの顔を見ると穏やかな顔をしています。
予想通り、このままでは良くはならず、3か月もしないうちにボルトが軟骨を削り、痛みが増幅してくる可能性が高いと言います。
もちろん手を使わずにそっとしておき、痛みが出たときに対処療法をするのも選択肢の一つであることを教えてくれました。
ただ医師として、高齢であるとはいえ自分のことを自分でできる者のQOLを考えると、再手術を勧めるものと言いました。
この時に手術の方法を細かく教えてくれ、また現在曲がってついてしまっている骨を修正することなど、事細かに教えてくれたのです。
簡単なオペではないが治してあげたいとして、入院期間2W、療養機関8Wに続いてのリハビリテーションと明確に日程を口にする医師に、お願いしてみようと思ったのでした。
どんな職業でも同じでしょう。
人として、その職業人として研鑽を積まなければ、直ぐにメッキは剝がれるのでしょう。

今回のブログは、同じような目にあってほしくないと書き綴るものです。
最初に何か変だと感じたならば、その直感を大切にした方がいいと痛感したものです。
もし、オペを最初に受けた病院で再手術をする場合、ギブスを3か月近くすることになると聞きました。
オペをするならば、それ以外には方法がないと。
しかし今回のオペでは、ギブスは使わないそうです。
そもそもギブスくらいでは骨が動いてしまうので、創外固定をすることになるそうです。
もし最初の病院で再手術をした場合、またも最善とは言えない手技に終わった可能性が高いものです。
手に負えなければ、他を紹介するという事が、最終的には評判を落とさないものである。
僅かばかりのプライドは、他に使ってもらいたい。
最初のオペの執刀医に、会いに行ってみようと思うのです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 藪医者 | トップ | 広島の底力 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事