ちらほらと、トヨタ店にはクラウンがお目見えしています。
クラウンがどの様になったのか、知らずして日本車を語れませんので突撃です。
予約を入れた店舗には、ブラック×プレシャスブロンズのバイトーン(2色使い)が配備されています。
現車を見ると、それほど大きいようには見えないのですが、2色使いの作用があると聞きました。
モノトーン(単色)で見ると、大分大きく見えるのだと言います。
確かに全長が4930㎜もありますから、現行型のEクラスとほぼ同じ大きさとなったものです。
テールを見ていると、どこかMIRAIを思わせるところもありますが、フロントを見ていると無国籍な印象です。
BYDですと言われても、違和感のないものと感じます。
これを見ていて私が思うのは、プリウスPHVあたりの延長にある車作りです。
トヨタ品質があり、その上に成り立っているものですが、どこか硬質感のないデザインとでもいいましょうか。
ドアを閉めても、走り出しても、そこにはEセグメントたる品質があるのですが、レクサスとは一線を画した作り方とでもいうのでしょう。
誤解を恐れずに言うならば、ホンダのアコードに乗った時のような感覚とでもいえば分かりやすいでしょうか。
大きなボディに大きなタイアを備え、それを履きこなす実力を持つシャシと足回りは十分に感じられます。
大抵のHVに乗って残念に思うのは、4気筒エンジンの唸りでしょう。
実際に少し踏んでみましたが、システム出力234馬力というほどのパンチは感じません。
2.4ターボを積む(RS)HVモデルであればまた違うのでしょうけれど、伸びという部分が弱いと感じました。
おそらくエンジン音にスポイルされたところは否めませんが、きっと私は4発のHVならばEVを買った方が良いタイプなのだろうと気づかされたほど、只の4気筒が好きではありません。
私の好みは別として、室内の質感やデザイン、その空間はクラウンと言って違いはありません。
体躯も立派で、走りも及第点はクリアするものですが、何かパンチに欠けるのは否めません。
出力の問題だけではなく、アルミ製ボンネットフードにダンパーが入っていなかったり、弱い造形を見せるフロントグリルを見ると、クラウンに特別な想いのある昭和世代には少しばかり残念に思います。
フロント下部にシャッター型のインテークなどあると聞きますが、見える部分の作り込みは日本車の得意とするところでしょう。
何かレクサスには今までの作り込みのすべてを投入するが、最高級車というものから解き放たれたクラウンにそれを感じないのは戦略なのだろうか。
まぁ、ESと被るような車を作る必要がどこにある?と聞かれれば、ぐうの音も出ません。
最後に一つ、クロスオーバーと謳うだけあって、着座位置はN-ONEくらいの高さにあると言えばイメージできるでしょうか。
利点としては、高齢者の乗り降りに最適な高さと言えるでしょう。(この大きさのものを高齢者が乗るというのではなく、乗せてもらうという意味で)
クラウンがどの様になったのか、知らずして日本車を語れませんので突撃です。
予約を入れた店舗には、ブラック×プレシャスブロンズのバイトーン(2色使い)が配備されています。
現車を見ると、それほど大きいようには見えないのですが、2色使いの作用があると聞きました。
モノトーン(単色)で見ると、大分大きく見えるのだと言います。
確かに全長が4930㎜もありますから、現行型のEクラスとほぼ同じ大きさとなったものです。
テールを見ていると、どこかMIRAIを思わせるところもありますが、フロントを見ていると無国籍な印象です。
BYDですと言われても、違和感のないものと感じます。
これを見ていて私が思うのは、プリウスPHVあたりの延長にある車作りです。
トヨタ品質があり、その上に成り立っているものですが、どこか硬質感のないデザインとでもいいましょうか。
ドアを閉めても、走り出しても、そこにはEセグメントたる品質があるのですが、レクサスとは一線を画した作り方とでもいうのでしょう。
誤解を恐れずに言うならば、ホンダのアコードに乗った時のような感覚とでもいえば分かりやすいでしょうか。
大きなボディに大きなタイアを備え、それを履きこなす実力を持つシャシと足回りは十分に感じられます。
大抵のHVに乗って残念に思うのは、4気筒エンジンの唸りでしょう。
実際に少し踏んでみましたが、システム出力234馬力というほどのパンチは感じません。
2.4ターボを積む(RS)HVモデルであればまた違うのでしょうけれど、伸びという部分が弱いと感じました。
おそらくエンジン音にスポイルされたところは否めませんが、きっと私は4発のHVならばEVを買った方が良いタイプなのだろうと気づかされたほど、只の4気筒が好きではありません。
私の好みは別として、室内の質感やデザイン、その空間はクラウンと言って違いはありません。
体躯も立派で、走りも及第点はクリアするものですが、何かパンチに欠けるのは否めません。
出力の問題だけではなく、アルミ製ボンネットフードにダンパーが入っていなかったり、弱い造形を見せるフロントグリルを見ると、クラウンに特別な想いのある昭和世代には少しばかり残念に思います。
フロント下部にシャッター型のインテークなどあると聞きますが、見える部分の作り込みは日本車の得意とするところでしょう。
何かレクサスには今までの作り込みのすべてを投入するが、最高級車というものから解き放たれたクラウンにそれを感じないのは戦略なのだろうか。
まぁ、ESと被るような車を作る必要がどこにある?と聞かれれば、ぐうの音も出ません。
最後に一つ、クロスオーバーと謳うだけあって、着座位置はN-ONEくらいの高さにあると言えばイメージできるでしょうか。
利点としては、高齢者の乗り降りに最適な高さと言えるでしょう。(この大きさのものを高齢者が乗るというのではなく、乗せてもらうという意味で)
この車に私の父を乗せて介助することをリアルに想像してみました。
私見なのですが、クラウンに限らずクロスオーバーの車は、杖をついて足を引きずるように歩いている老人にとって、むしろ乗り降りしづらいタイプであると思います。
まずこの高い敷居まで足を上げるのが出来ません。ワンステップの踏み台が必要です。さらに着座位置が高めですと、足をあげるより先にお尻をシートに預ける(落とす)という乗り方も無理です。
まだ赫灼として元気な高齢者なら乗りやすいでしょうが、足の衰えた後期高齢者にとってはきっと乗り降りしづらいだろうなと思いました。
何か揚げ足を取るようなことを書いてしまい申し訳ありません。実際に介護をしている立場から気づいたので…。
私個人的には、自身の母を想像したものです
杖を突いており、足取りも重い者ですが、この手の高さのある車の方が、低いセダンより楽という意味です
脚の上げ下げという体力は別として、降りる際には低い着座位置から上がる方が大変であるとも聞きますので、あくまで私の私見です
介護の観点という書き方はしていなかったつもりですが、そう解釈されてしまったのであれば申し訳ありません