えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

T-Roc

2022-03-09 | 車関連
今となって感じる事ではありますが、VWのT-Rocというネーミングはどうも日本市場にそぐわない様な気がします。
鳴り物入りで発売されましたが、少なくとも日本市場では苦戦していると思われます。
T始まりをSUVとするのは良いですが、T-Crossとは似たような時期に発売され、その大きさも素人には区別がつかない程度のものである。
そのフロントデザインは、どちらかというとT-Crossの方が落ち着いていて、どちらが大きいのかわかりずらいものです。
乗れば分かるのでしょうけど、T-Rocのフロントデザインには明らかなアドバンテージはなかった様に思います。
今回、そのフロントデザインに大幅な化粧直しが入りました。
これの意図するところは、明らかにT-Crossよりも上質に見せるというのが命題だったものと思われます。
フォグランプが位置する部分に、変形型5角形のDRLが特徴的でしたが、あのDRLが安っぽく見せてしまっていた部分もある様に思います。
その証拠に、マイナーでスッパリありきたりの点き方に変更されました。

このセグメントのSUVは、割と輸入車が苦戦していると感じます。
乗れば良いものだとは思いますが、このサイズ感ですと国産ライバルが多々あります。
高級車として乗るクラスではありませんから、輸入車としては分が悪いと思います。
CX-30やCH-R、ヴェゼルあたりがフォルムとしてはライバルなのでしょう。
そして価格面というところでは、ハリアーやRAV4も視野に入ることでしょう。
高速に乗るとその真価が見えるなんて評価もありますが、痒い所に手が届く国産車両がこれだけ揃うのでは、苦戦を強いられるのでしょう。
確かに化粧直しをして、VWの淡白すぎるフェイスに華が加わりまして、かなり良くなったと感じます。
ただTDI(ディーゼル)のデザインスタイルパッケージで396万、R-Lineだと459万すること考えますと、
私なら、大きさが気にならなければハリアー、小さめが良ければCX-30あたりを選ぶと思います。
1.5Lのガソリンモデルを選べばお安くなりますが、ティグアンのボディにちょっと足らないと感じたデチューン型2ℓディーゼルはこの大きさに抜群と思うのです。
ガソリンモデルとして見るならば、ヴェゼルのHVで4WD が余裕で買えてしまいます。

国産SUVを駆逐するかも、なんて前触れもあったT-Roc
今回の化粧直しで激戦区を渡り合えるのか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レクサスの怪

2022-03-07 | 車関連
先日、環八を走っていて、レクサス店のディスプレイに目が留まった。
それはレクサスの等々力店で、Used店であった場所に新車も併売する店舗として昨年リニューアルしたという。
今まで気にも留めませんでしたが、そのディスプレイに入っているLSに目がいった。
こうして飾られると、均整の取れたボディであることが知れます。
あんなに大きなボディでありますが、間延びすることなく美しささえ垣間見せます。
欲しいと思わせるデザインがそこにある、とはこの事だと気づくのでした。

それはさておき、あのタワーショーケースというディスプレイは斬新です。
高級感こそありませんが、目立つという点では抜きんでています。
興味を持っていない方にもアピールできるのは、大きな収穫となるのでしょう。

そのLSもそうですが、隣にISのFスポが並んだ際、これまた目が釘付けになったのです。
タイアとフェンダーの隙間(垂直方向)が、水平方向の隙間よりも小さいのでした。
今までの常識では、低くても同じ程度であったと思います。
垂直方向の方が小さいというのは、普通アフターパーツで作り上げるスタイルです。
ドイツの御三家などのスポーティモデルは、かなり前からチェーンの装着など度外視しスタイルを作ってきました。
しかし、レクサスはその上を行っていたとは驚きました。
ダウンサスや車高調を入れたかのような低重心スタイルを、メーカーが開発熟成させたパーツで乗れる。
これ、好きものには、何よりのアドバンテージでしょう。

G20のシュニッツァーでコレです
明らかにいじっている風がトレンドではない今、スゴイぞレクサス!
モリゾー氏は、したたかである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街乗りは痛快

2022-03-05 | MINIクラブマン
クラブマンの記事が少なく、ご心配をおかけしてしまっているのではないかと書いてみます。
自転車に現を抜かしてはおりますが、クラブマン活動もそこそこにはできています。
とはいえ、1泊の旅行へ行ったり、箱根に走りに行ったりはしておりません。

首都高速からの高速路などを使ったり、幹線道路が混まない時間帯に走る機会が多々あります。
そうした際、M135iの時の感動とは違いますが、それなりに痛快な走りを堪能できます。
もちろん高速路での中間加速など、常識内の加速ですから目尻が垂れるものではありません。
しかし、スポーツモードにして高速の出口あたりのスロープの巻きを楽しんだり、幹線道路でのすり抜けや追い越しなどみずすましの様に進みます。
その気持ちよさの一つに、エグゾーストノートがあるのは間違いありません。
普段は、まったくいい音なんてしていない様に感じます。(実際にしていないのでしょう)
それがスポーツモードにして踏み込むと、不思議とウォーンと少しだけ勇ましい遠吠えが聞こえるのです。
これが耳につかない程度の音量と音質で、長時間乗っても本当に邪魔にならないと感じます。
おそらくゴルフGTIの方が、常にいい音の片鱗を見せていますし、実際に分かりやすい音質です。
それがどっこい、MINIもMINIらしいと言うのでしょうか、音は小さめのやんちゃな感じ出ているのです。

実際に音だけではなく、この192馬力は街中で使うには十分なものです。
信号の変わり目、追い抜き加速などの際、スポーツモードにしなくとも、パドルを引かなくとも(そもそもパドルは付いていませんが)ダルく感じることはないのです。
踏めばいつでも付いてくるトルクの太さは、やはり1.5L~1.6Lあたりとは別物です。
メルセデスのE250に載っている2Lガソリンターボが、良く走るのと似ています。
一点難を言うならば、やはりダウンサスの影響でしょうか。
アイバッハのダウンサスが入っていますが、明らかに乗り心地は固いと思われます。
本当は良く動く脚を持ち、色んなシーンでいなしているのを感じられるものでしょうけれど、いなしている感はありません。
しかし、カッコイイ、
スプリングレートがどれくらい違うのか調べてもいませんが、15%くらいでしょうか。
それを我慢しても、乗りたい見た目があるのです。

タイトル画は、「本当の痛快」
GTS4.0 
高回転になればなる程そのサウンド澄みわたるというフラットシックスを積む極上の718
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BMWを乗らずにいられるか

2022-03-03 | 車関連
ここまでBMWに興味をなくしたことがあっただろうか。
単に、巨大化したキドニーグリルだけの問題ではなく、時代とパワートレインの関係もあるのだろうか。

私は、ここ最近の巨大化したキドニーグリルを歓迎こそしませんが、4シリにおいては悪くない程度に思っています。
しかし、ここのところのメーターデザインはだらしがないし、フルモデルが入った車両に輝くような美しさがないと感じます。
グリルばかりが目立ち、そのせいで他のデザインが引っ張られているのではないかと思ったりすると言ったら言い過ぎでしょうか。
グリルが特徴的というならば、レクサスのスピンドルグリルもそうでありますが、こちらの方が全体のバランスが取れているようにさえ見えます。
旧型車種を持っている人が、新型が欲しくてしょうがないデザインというものが、BMWは減っている気がします。
私はどうも、X3やX5がそのように見えてしまうのです。
F40の1シリなどを挙げないのは、土台のそのデザインに馴染めないもので、単に好きではないからです。
とにもかくにも保守的なフルモデルチェンジが続き、現行型を見てからでないと、ひとつ前のモデルと区別化つかない方は多い。
パワートレインはキャリーオーバーが多く、燃費性能や出力性能としては微々たる差であることが多い。
目新しく、欲しいと思えるデザインでなければ、一つ進んだ安全性能を買うようなものと見送る方の気持ちは分かります。

今、BMWの何に魅力を感じるかと聞かれたら、迷わずに「F80型M3」と答えるでしょう。
G80型が実際にどう見えるか、見たこともないので分かりませんが、ベースであるG20型に興味が薄いからでしょう。
実際にMパフォーマンスシリーズが蔓延りましたが、そのどれを乗っても目じりが垂れるものであるのは想像つきます。
しかし今の時代、有り余るほどのパワーを身に着けた車両が多く、上を見ればきりがありません。
そして環境性能という面でも、それほど無駄なものを欲しない土壌ができつつあるのでしょう。
そう考えると、私が実際に買うことのできる範疇で、欲しいと思えるBMW車に出会う事があるのか、と思うのです。
走るようになった320シリーズですが、新車価格が600万を超えました。(320Mスポ)
それプラスアルファの性能であれば、ベース800万の車からのUsed市場とした場合でも高いと思うのです。
そうなれば、718とは僅差となるのかもしれません。
二人しか乗れなくとも、座っただけでスポーツを感じ、その所有欲を満たし、リセールも抜群なポルシェ。
そのうち、ポルシェが高級スポーツカーメーカーではなくなる日が来るのかもしれない。

こんなこと言って、また次にBMWを買ってたりするのですから始末が悪い、、
BMWに限らず、最近の御三家はキャラが薄いと感じます。
きっと、新興EVメーカーなどが増え、伝統やしきたりに縛られない自由なデザインが増え、こちらの見る目も変わっているのだろうと思います。
この過渡期、車が好きであれば好きである程、その選定は難しいのかもしれない。

タイトル画は、BMWのEVスクーターとか
何だか、スズキのジェンマを思い出す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徹底抗戦(メンテナンス編)

2022-03-01 | 車関連
知人から、困ったと連絡がありました。
聞いてみれば、Usedを買った時に付帯していた2年保証の権利がなくなってしまったと言います。
どういう事なのかと聞いてみれば、ユーザー車検を取ったことが原因とのこと。

この車は、車検を9カ月残した状態のものを購入したものです。
つまり、最初の1年点検よりも先に車検が到来します。
そこで彼は、ユーザー車検を選びました。
そうしてその3か月後に1年点検に出そうとしたところ、担当の営業マンから「他社で車検を受けた場合、又はユーザー車検の場合には権利を失う」と聞かされたという事です。
この車は、大手輸入車ブランドの2年保証でした。
それは怪しいなと感じ、カスタマーサポートへ連絡をしてみたのです。
さんざん待たされましたが、「他社での車検、点検、ユーザー車検を受けたとしても直ちに権利を失うものではない」と言います。
ただ、交換部品が純正品を使わなかった事による不具合については保証できないという事です。コレは当然です。
それが分かればこっちのものです。

担当の営業マンへ連絡を入れ、先ずは権利を失ったことの確認をすれば、「そうである」と譲りません。
ちょっとスイッチ入りました。
カスタマーサポートに連絡を取って確認し、こういった事情の場合のみ権利を失うもので、直ちに失うものではないと教えて差し上げました。
今回の件、しっかりと確認を取ったのか、上長へは相談をしたのか、と聞けば、なんともあやふやな返事をします。
あなたの経験則でものを言ったのならば、先ずは詫びる様に言いましたが、お客様の車が正規部品を使わなかった事によるトラブルを未然に防ぐとかなんとか言っていました。
少しだけ叱りました。
先ずは、自身の言った事が間違ったアナウンスであったこと、それを詫びなくてどうするかと。
車検を自社に入れて欲しかったならば、なぜ客へ直接案内もしていないのかと。
入社からそれ程の年数の経っていない方と見受けますが、彼の今後のためには必要な指導であったと思います。
知識やスキルが追い付かないのは分かりますが、素直に自分の非を認められないのはいただけません。
1年分の保証が切れたとしたら、客にとってどれほどの損害になるか。
もし自身に責任の一端があったとしたら、何とかならないかと誠意のある対応をするのが本当でしょう。
彼は最後まで、回りくどい言い訳をしながら謝罪をするのでした。

その保証書を見せてもらうと、それはメーカー保証のようでした。
つまり販売店を選ばないものです。
近くには、他の系列のディーラーがありましたから、今後はそちらにお願いをする事になりますと伝えました。
その車を購入した店の営業マンで、これほど誠意のない方は初めてです。
上長が、このやりとりを聞いていたり見ていたりすることを願います。
毎日一緒にいる上長であっても、こういった部分を見過ごしてしまう場合も多いでしょう。
問題が起きた時、どう対処できるかが成長のバロメータと言えるでしょう。

タイトル画は、レクサスBEVスポーツ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする