「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

コンパス

2007年03月01日 |   中1 
今日は中1数学の補助をしました。

コンパスを使った作図の演習の際に、ひとりひとり正しく書けているか
見てまわったのですが…
器用な子と不器用な子の差のなんと激しいこと!

どう書けばいいかわからなくて、へんてこなところに針を刺して
適当な図を書く子も、もちろんいたのですが
わかっているのに、うまく書けなくて奮闘する子もいました。

その中に、ちょっと体格のいい子がいて、力をかけすぎて
コンパスの針が曲がりそう…、という場面に出くわしました。
危ないからやめて~ (@_@;)
あわてて「待った!」をかけ
「針がブレないように私が押さえているから、かる~く跡つけて!」
という連係プレーで事なきを得ました。

私たちがあたふたしている間に、早い子はあっという間に基本問題を終え
発展問題に取り組んでいました。
学力とは直接関係ない「器用さ」が原因で、学力の差がでてくるということ。
わかってはいましたが、実際に目の当たりにして
なんとかならないかなあ、と思いました。
コンパスに関しては、練習して慣れれば少しはスピードアップできるんでしょうけど…。
あらゆる場面において、少しずつ差がついていくことが容易に想像できます。
今は小さな差でも、どんどん大きな差になっていくんだろうな…。
塾でたくさん練習して、学校では後れを取らないようになってほしいです。(>_<)