「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

志望校決定(仮)

2007年12月13日 |   中3 
今日は、前回面談をしなかった生徒たちの三者面談を行いました。
ようやくそれぞれの実力や適性に見合ったところに落ち着いてきた感じです。

ただし、今年は上位レベルで脳天気な生徒が多く、ちょっと心配。
未だに家庭学習0時間なんて言っている生徒が何人もいるし
高校に入学したら確実に伸び悩むパターンだなあ。

下位レベルは例年通り、見通しが甘い生徒が多く
「(高校を)選べるレベルではない」ということを親子ともども
なかなか理解してもらえなかったりして大変でした。


どちらにしても、「いつか頑張れるかも…」と
自分に期待したい気持ちはよくわかるんだけどね…。

努力できるかどうか、我々は長期にわたって
その観点で生徒を見つめてきたので
本人以上にわかってしまったりします。

潔く「努力できない」と認めてしまえば次の選択が見えてくるんだけどな。
あるいは、いい意味で我々の期待を裏切ってくれたら
それはそれでOKなんだけど…。


~今日のびっくり発言~
「合格確率50%というのは、五分五分の可能性ということですか?」

違います!!

野球でたとえるなら、3塁からホームベースに向かうところを想像してください。
合格確率80%というのは、もうすぐホームという位置で
勢いをつけて滑り込んだらセーフかもしれない、という状態です。
合格確率50%というのは、3塁とホームの中間地点にいる状態で
滑り込んでもムリな位置ということなんです。よっぽどの奇跡が起きない限り。

わかってくれたかな?