「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

もち

2007年12月21日 |   中1 
中学校の英語の教科書は季節感にあふれている…かもしれない。
進度の速い中学校では「現在進行形」を学習していて
題材は「お正月料理」です。

今日やったページでは
四角い餅は「関東風」で、丸い餅は「関西風」という英文がでてきました。
さっそく生徒たちに「皆さんの家はどっち?」と質問してみました。
やはり、みんな四角。むしろ、丸い餅が想像できないらしい。
「鏡餅 は知ってる?ちっちゃい鏡餅を想像してみて!」と言ったらわかったようだ。

そんな今日の小テストより↓↓↓
Are you toasting rice cakes? を日本語にしなさい。
答1:「あなたはもちを いていますか。」←漢字ミス!それは「燃やす」
答2:「あなたはもちはトーストで燃やしていますか。」←大胆な訳!でも燃やしちゃうんだ…。

正解は、「あなたは餅を いていますか。」です。燃やさないでよね。

筋肉痛

2007年12月20日 | 今日のお仕事 
もう少しで 冬期講習会 です。
毎日8コマかぁ…、と思うとため息が出てしまう。

普段から体力不足を感じていますが、長時間授業をやると
ヘトヘトだし右腕が上がらないしで非常に情けない気分になります。

そんなわけで、いつも講習会前になると
「腕立てと腹筋くらいやっておこう!特に腕立て!」と思い立ちます。
直前に始めても効果ないだろうってわかってるんですが。気休めです

今回も1週間くらい前から、ほんの少しだけ始めました。
始めたと言えないくらいの微量なのに、筋肉痛が…。
で、今やっと筋肉痛が終わったところです。
いろんなところが痛くなって、普段どれだけ動いてないか思い知らされました。

今回も、講習会が始まると同時にやらなくなっちゃうんだろうな…。
何かちょうどいい運動はないかなぁ。

視力

2007年12月19日 | 今日のお仕事 
目が悪いので、仕事中はコンタクトレンズをつけています。
今でも視力低下が少しずつ進んでいて
最近ではレンズをつけていても、両目でやっと1.2が見えるかどうか。
眼科検診に行くたびに、レンズの度を上げることを勧められています。

そんな私のことを、生徒たちはものすごく目がいいと思っていたりします。
というのは、いちばん後ろに座っている生徒の答えを言い当てたりするから。
「センセーの視力、4.0? なんて言われたこともあります。

でも、実際は答えが見えているわけじゃなくて
手の動きと、その生徒の思考パターンを読んでいるだけ。
みんな見事に予想通りのうっかりミスをするからさぁ…。

そんなわけで、度の強いレンズに交換する必要はまだなさそう。

受難

2007年12月18日 | 今日のお仕事 
今日は授業時間中にちょっとしたアクシデントがあって、怪我人が出ました。
幸い大したことはなかったのですが、
流血系にめっぽう弱い私には、かなりダメージが大きかったです。

他に処置に手慣れた人がいたので、私は間接的にしか始末をしなくて済みました。
それでも授業をするのがやっと…という感じ(精神的に)。
むしろ「授業をしなきゃ」と思っていたから平静を保っていられたみたい。
自分の気持ちを紛らわすという意味もあったのですが
生徒たちの中にもショックを受けている様子の子がいたので
いつもより明るくて活発な授業になりました。「災い転じて福となす」?

こういうとき、最悪の場合、自分はどこも怪我をしていないのに
具合が悪くなって、かえって周りの人に迷惑をかけてしまうので
ヘタに現場に近づかないようにしています。
自分の体質を熟知しているので、普段はかなり用心深く生きているのですが
こういう突発的なことには、しかも自分の注意じゃどうにもできないことには
対処しきれない。
この体質、なんとかならないかなあ…。

無茶な!

2007年12月17日 |   中3 
今年の中3生で、5教科中、英語だけがずば抜けてできない生徒がいます。
今さらどうしようもないような気がしないでもないですが(←婉曲表現
先日、本人の希望により、英語の問題集を1冊プレゼント しました。

その生徒が、今日の英語の授業終了後、
「問題集をやったのに、今日の長文問題が全然解けなかった。
と抗議に来ました。
「問題集、全部終わったの?」ときいたら、「まだ。」
じゃあムリだよ…。
なにせ、まだ3単現のSの付け方さえ怪しいんだから…。

帰り際、
「60年前の戦争で、アメリカに勝っていればな~。
 英語を勉強しないですんだのに…。」
とぼやいていました。
それもムリだし。

ポストカード

2007年12月16日 | 今日の1品 
今日はあられがぱらつく中、街へ買い物へ出掛けました。

さすがに道路も込んでいるしお店も混んでいるし
雰囲気に流されて余計なもの買っちゃうし…
と、客観的に見ると「どうなんだろ?」という1日だったんですが
意外と満足。時間を気にせずぶらぶらできたのがよかったみたい

で、またポストカードを買ってしまったわけですが
さっそく部屋に飾りました。
他にもクリスマス柄のを何枚か飾っています。
部屋の中でクリスマスを感じさせるのはこれくらい。
でも、相変わらず散らかっているので目立たなかったりして。

十二支

2007年12月15日 |   中2 
中2国語で『平家物語』を学習しています。

本文中に「酉の刻」という記述があったので
昔は時間も十二支で表していた、という解説をしました。

時計の12の位置に子、順に時計の数字のように、丑、寅…と円形に書き、
1周で24時間です。
だから、午のところがちょうどお昼の12時で「正午」。
それより前が「午前」、それより後が「午後」。

と言ったら、「おぉ~」というどよめきが。
素直でいいね~。

そういうわけで、「酉の刻」は18時頃で、「夕日が美しい」という内容に合致する
というのが私の言いたかったことなんですが
生徒たちは「オレ酉年~!」「オレも~」という話で盛り上がっていました。
同じ学年なんだから、酉年と戌年しかいないだろ~に…。

「センセーは何年?
という質問にはさりげなくスルー。

報告

2007年12月14日 | 今日のお仕事 
昨日の面談で、まだどこを第1志望校にするか迷っていた生徒が
今日、学校での三者面談で、ほぼ決定した(決定させられた?)という
報告にやってきました。

選んだ高校は彼の実力からして無難なところ…ではありましたが
本当はもうちょっと上を狙いたかったんだろうな~。

実際の願書提出はまだ先なので、変更のチャンスがないわけではありません。
でも、一度心を決めてしまうと簡単には変えられないだろうし
彼は努力できるタイプの生徒ではないので仕方ない…。
とりあえず、その目標に向かって頑張って欲しいな。

帰り際、ボスの
「親から『勉強しろ』なんて言われているようじゃ、
 受験生として恥ずかしいんだからな!という言葉に
「もう言われなくなったー。あきらめたみたい。と答えていました。

あきらめている訳じゃなくて
やきもきしながら見守ってくれているんだと思うよ…。

志望校決定(仮)

2007年12月13日 |   中3 
今日は、前回面談をしなかった生徒たちの三者面談を行いました。
ようやくそれぞれの実力や適性に見合ったところに落ち着いてきた感じです。

ただし、今年は上位レベルで脳天気な生徒が多く、ちょっと心配。
未だに家庭学習0時間なんて言っている生徒が何人もいるし
高校に入学したら確実に伸び悩むパターンだなあ。

下位レベルは例年通り、見通しが甘い生徒が多く
「(高校を)選べるレベルではない」ということを親子ともども
なかなか理解してもらえなかったりして大変でした。


どちらにしても、「いつか頑張れるかも…」と
自分に期待したい気持ちはよくわかるんだけどね…。

努力できるかどうか、我々は長期にわたって
その観点で生徒を見つめてきたので
本人以上にわかってしまったりします。

潔く「努力できない」と認めてしまえば次の選択が見えてくるんだけどな。
あるいは、いい意味で我々の期待を裏切ってくれたら
それはそれでOKなんだけど…。


~今日のびっくり発言~
「合格確率50%というのは、五分五分の可能性ということですか?」

違います!!

野球でたとえるなら、3塁からホームベースに向かうところを想像してください。
合格確率80%というのは、もうすぐホームという位置で
勢いをつけて滑り込んだらセーフかもしれない、という状態です。
合格確率50%というのは、3塁とホームの中間地点にいる状態で
滑り込んでもムリな位置ということなんです。よっぽどの奇跡が起きない限り。

わかってくれたかな?

準備完了

2007年12月12日 | 今日のお仕事 
冬期講習会に向けて、中3のクラス分け会議をしました。
会議といっても講師の人数が少ないので
「話し合い」とか「相談」という感じですが。

生徒の実力と志望校とやる気と根性と
教室の広さと推薦入試受験者の割合と……

いろいろなものをふまえた上で
どのクラスで学習してもらうか決めました。

でも、きっとまた不満や要望がいくつか出るんだろうな~。

今後3月の入試までの指導方針や使う教材も決定しました。
我々は入試に向けて最善のものを提供する準備万端です。
あとは思う存分我々を利用して欲しいな。