白雲去来

蜷川正大の日々是口実

梅はこぼれる、桜は散る。

2021-02-18 18:15:53 | 日記

2月17日(水)晴れ。

自宅の近くの公園に見事な白梅の木が花を咲かせている。もう少しで、私の好きな「雪柳」や「桜」が楽しめる。子供が小学生の頃から、南区の下町を流れる大岡川沿いの桜の名所でのほぼ同じ場所で定点写真を撮っている。今年は、下の子供が大学を卒業なのだが、上の子供の時もタイミングが悪く、桜の下で羽織袴での写真とは行かないのが残念である。卒業式の日に合わせて桜が咲いてくれないのである。

私が役員の末席を汚している民族革新会議の会歌は「梅と兵隊」。昭和16年に田端義夫の歌で発表された。「春まだ浅き戦線の古城にかおる梅の花。せめて一輪母上に頼りに秘めて送ろうじゃないか」。野村先生の句に「白梅を愛すごとくに 正義をも」がある。

我が国には、花が散ることには独特の表現がある。梅の場合は「こぼれる」。桜は「散る」、椿は「落ちる」、朝顔は「しぼむ」、菊は「舞う」、牡丹は「崩れる」、萩も「こぼれる」。

夜は、おでん。豚肉のしゃぶしゃぶを肴に酔狂亭にて独酌。お供は「三岳」。

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