11月22日(火)晴れ。
朝食は、昔ながらのナポリタン、豆腐の味噌汁。昼は、伊勢佐木町の銚子屋のあんみつ。夜は、月に一度の仲良しさんたちとの食事会を関内の「うどんのおおぎ」にて開催。9名が参加。
歳時記によれば、去る19日は「一茶忌」だそうだ。一茶のつくった句は約二万二千句。で、芭蕉の約千句、蕪村の約三千句に比べると非常に多い。最も多くの俳句を残したのは、正岡子規で約二万四千句であるが、一茶の句は類似句や異形句が多いため、数え方によっては、子規の句数を上回るかもしれない。よく知られている「我と来て遊べや親のない雀」にも、「我と来て遊ぶや親のない雀」と「我と来て遊ぶ親のない雀」の類似句があり、これを1句とするか3句とするかは議論の分かれるところである。
現代の一茶研究で最も権威のある『一茶全集』第1巻(信濃毎日新聞社、一九七九年)には、一茶のほぼ全作品が収録されている。なお、その後の発行された『一茶発句総索引』(信濃毎日新聞社、一九九四年)で、一九八句が新出句として追加されるとともに、『一茶全集』第1巻に久保田兎園等の句が40数句あったと記述されている。一茶の句の発見は、これ以後も続き今日に至る。(「ウイキ」より。)
そういえば、随分前に、アマゾンで取り寄せた『中曽根康弘句集二〇〇八』(北溟社)は、「学生時代・海軍時代とその後・国会議員となって」の三項に分かれているが、「学生時代」の句を読んで以来、手にしていない。少し読むか。