白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「コクリコ坂から」が良かった。

2012-07-17 17:44:12 | インポート

七月十三日(金)晴れ。

 沖縄から帰ってきて約二週間が過ぎたが、写真の整理や一緒に行った人たちへ写真をCDに入れたり、集合写真を焼き増ししたりする作業にかなり時間を取られている。おまけに、先月に修理したプリンターの調子が悪く、CDにプリントができない。忙しいときに限って、こんなことが起きる。

 夜は、レンタルしたDVDで「コクリコ坂から」を見た。先日は、テレビで録画しておいた「千と千尋の神隠し」を見たばかりなので、アニメ作品を連続して見たことになる。台湾にはこれまで何度か行っているが、「湯婆婆」などの舞台となった台湾の「九份」には行ったことがない。次に台湾に行く機会があったならば必ず行ってみようと思っている。

 「コクリコ坂から」は、昭和三十八年(一九六三)の横浜が舞台となっている。映画の中で、主人公の海が妹の空にお使いを頼むと、テレビを見ていた妹が、「これから舟木一夫が出るので嫌だ」というような場面がある。確か、舟木の「高校三年生」がヒットしたのは昭和三十八年で、私が中学一年生の時だ。主人公の海ちゃんは映画では高校二年生。私より四つ上だから、実在していたら六十五歳のおばあちゃんだ。その他「ガリ版きり」があったり、東京オリンピックのポスターがあったり、見ていて私も中学時代にタイムスリップしたような気持ちになった。マリンタワーに「TOYOPET」のネオンがあったのも再現されており懐かしかった。

 私は、政治性のある映画や、監督が何か政治的なメッセージを発するような映画はあまり好きではない。単純に面白ければいいと思っていつも見ている。何度も見たいと思うような映画は少ないが、この「コクリコ坂から」は、横浜が舞台で、私の青春時代と重なるので、DVDを購入しようかと思った。

Photo※横浜駅でもらった映画の「ヨコハマガイド」

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