My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

オペラ座の怪人

2007年03月01日 01時41分00秒 | 観劇

大晦日の夜、汐留の四季劇場2階のS席上手側に座り、始まりの時を待っていました。
灯りが消され、ハンマーの音が響き渡り、オークショネアーの声。
オペラ座の怪人がはじまり、わずか数分間で心を鷲掴みされたかのようでした。
【劇団四季のオペラ座の怪人は、凄いらしい】というフレーズは、本当だったと納得せざるをえない舞台でした。
最初の舞台は圧倒されて終わってしまった感じもあり、もっとじっくり観たいの思いが強くなり、気付くと27日の舞台が5回目に。
私自身、こんなにはまるとは、思ってもみませんでした。
ストーリーやメロディーが素晴らしいのは言うまでもないのですが、ロングラン公演のためキャストにもいろいろな組み合わせができ、新しいキャストが発表されると、どんな舞台が演じられるのか気になります。
目の前で生の演技が観られるだけに、終了するまではどんなことが起きるのか予想も出来ず、それだけに毎回観る度に新鮮な驚きがあります。
3月21日の東京公演・千秋楽に向けて、役者さんそれぞれにいろいろな思いもあるのでしょうね。
18日に観た村さんのファントムに感動を覚えたのも束の間、27日の高井さんのファントムは劇場全体が異様なほどの盛り上がりを観せてくれました。
カーテンコールに至っては、通常のカーテンコールを終えた後も拍手は鳴りやまず、オケの演奏中にさらに2度も観客の声援に応えていました。
オケの演奏が終わった後も、しばらくは拍手が続き、名残を惜しんでいました。
今からこんな状態では、楽日の公演はどんな舞台が観られるのか。
当日のチケットをお持ちの方が、羨ましい限りです。