ソメイヨシノの開花を前に、枝垂れ桜が目に留まるようになってきました。
小さめの花をビッシリ付けた枝が風に揺れる様子は、絢爛たる桜のイメージよりも上品なイメージを感じます。
都内では、六義園の巨大な枝垂れ桜が印象的ですが、ここ小石川後楽園の純和風の庭園と背景の高層ビルのコントラストが都心の庭園を強く印象づけます。
この庭園では、枝垂れ桜とソメイヨシノが大半ですが、庭園の北西の休憩所脇にひっそりと寒緋桜が咲いていました。
釣り鐘型の独特の形と濃いピンクの花が、西に傾き始めた陽の光を受けて輝いていました。