My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

オペラ座の怪人

2007年03月11日 15時32分04秒 | 観劇

6回目にして、初の佐野ファントムとなりました。
友人からのメールで、キャストが変わったことを知りました。
東京の楽が迫るにつれて、ラウルやクイスティーヌでもキャストが変わっていたので、「ひょっとして」なんてことを考えていたら、まさかこんな形で現実になってしまうとは・・・。
佐野ファントムファンの方には申し訳ないですが、一時的なものであることを願いつつ・・・。
初見の感想としては、1幕はちょっと辛かったですね。
台詞をかんでしまう場面が、何度かあったのはともかく、高井さんや村さんと比べると声域が違いますよね。
無理して歌われているという感じが。
Music of The Nightの時などは、辛いな~と思わず感じてしまいました。
逆に芝居の方は、なかなか良い感じなだけに、声域とマッチした役の佐野さんを見たいです。
屋上でクリスティーヌとラウルがAll I ask of Youを歌いながら去っていくのを、両手で耳を塞ぎ、苦痛の表情をしている様子などは、私は好きですね。
2幕は、曲が1幕ほどハードではない分、集中できた気がします。
佐野ファントムの場合、クリスティーヌへの感情が高まると、結構引っ張る感じですね。
Wandering Childの西さん、頬に涙を光らせながら歌っていました。
初めの観劇の時も西さんだったのですが、こんなに涙を流す印象は無かったのですが、2月27日に観た時も同じようだったので、これがいつもの西さんのクリスティーヌなんでしょうね。
私のお気に入りのThe Point of No Returnは、良かったですね。
ラストに向かい、蝋燭でラウルのロープを切ってからのシーンも、佐野ファントムの思いがたっぷり詰まったという印象の演技でした。
カーテンコールは、思った以上に盛り上がっていて、ちょっと驚きでした。
1階上手中央の男性が異常に盛り上がっていたのが気にはなりましたが、途中からスタンディングの方が結構いました。
残り10日間、キャストが気になります。
17日のチケットは、誰の舞台が観られるのか・・・。