Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ウースターソース ゴールドラベル

2013-09-02 21:24:00 | イギリス


Tちゃんのお土産シリーズ/グルメその2です。
ロンドンから東京への旅が決まってからリクエストさせてもらったのが、キャビン・プレッシャーとシャーロックに出て来たブラウンソースの代名詞「HPソース」と「リーペリンのウースターソース」でした。そのメール送った後に、日本でもリーペリンは売っていることに気づいたので(遅い!)リクエストを撤回したのですが、なんとTちゃんは同じリーペリンでもゴールドラベルの「Special Edittion」を買って来てくれたのです!はい、これは日本では買えませんです。しかも・・・実はロンドンー東京間に、ご実家の福岡も経由しているので、このソース2本と塩、その他エトセトラをTちゃんはゴロゴロとスーツケースで運んで下さった・・・・ああ~~~もうロンドンと福岡には足を向けて寝られません!!

リーペリンのソースは日本でも買えるのはここ最近の出来事なのか単に無知なのか、私の場合はイギリスにいた時に初めて見て、19世紀にウースターシャーでリーペリン社が開発したのがこのソースなので、日本では発音がちょっと詰まり、味も和風に改良され「ウスターソース」となった、と知ったのでした。私はてっきり、トンカツソースより薄いので「薄ターソース」なんだと思ってたのに!(←じゃ「ター」は何なの?リッキー?)



このゴールドは通常のオレンジラベルとどう違うのか?とダーリンにふってみたところ「ラベルがゴールドなところ」という答が・・・・いつもの笑えないジョークだと思ったけど、実際私には味の違いがわかりません。やはり違いはラベルの色なのか。

このソースの用途は、裏のラベルを読んでみますと、

DASH SOME ON YOUR GRILLED CHICKEN
SHAKE IT OVER YOUR STEAK
SPLASH SOME INTO YOUR SHEPHERD'S PIE

グリルド・チキンもステーキもシェパーズパイもイギリスの食堂の定番メニュー、つまり、ちょっと味がもの足りないな~という時になんにでも合う、イギリスの醤油みたいなものですね!ちなみにうちの夫は、チャーハンにかけるんですよね・・・・私は味を整えてからテーブルに出してるのにね・・・・

さて、HPソースについては上のブラウンソースの項目にすでに書きましたので、3種の英国料理の神器、最後はMaldonのシーソルトです。こちらも19世紀から続く有名メーカーで、箱には「Loved by chefs the world over」と書いてあります。が、私のブログ的に注目ポイントはその形状で、



箱にもCRUNCHY FLAKES=バリバリのかけら、と書いてあります。これぞ、キャビン・プレッシャー0202Gdanskに出て来たガラスの破片と言いがかりをつけられた塩なのではないでしょうか?!


こちらの3点は、イギリスならスーパーで買える庶民の食卓にのぼるものですが、共通点には、王室御用達のマークがついているということもあげられます。
アンビバレンツな魅力ですね・・・・



王室御用達の製品には ↓ この印がついています。これは女王ので、現在はあと女王夫君のエジンバラ公とチャールズ皇太子=プリンス・オブ・ウェールズの3人がマークの許可をできます。3人全員に認められている製品には3個のマークが並ぶというわけです。