ルイの弟オルレアン公フィリップ(中央)、フィリップの愛人Chevalier(左)、2番目の妻Palatine
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/3a/fac8b834d35110eec5626e24a368862b.jpg)
今回のエピではフィリップの身辺に変化が。2番目の妃Palatineはドイツのお姫様なのに、最初の妻でルイの愛人となったアンリエットに比べるとどうも魅力に乏しく、金髪なのに庶民ぽく、新婚初夜もフィリップには相手にされませんでした。
フィリップが再婚してベルサイユに戻ると、新妻とだけでなく愛人のChevalierとの仲も冷えてきています。この王の弟はほとほと面白いやつで、兄への嫉妬から性格がひねたのか、誰にも優しくないんですよね。おしゃれさんで女装が好きなのは史実で、それでChevalierと気が合うのかも。しかしChevalierの浪費癖がいよいよ加速、衣装代もフィリップ払いで随分と使ってましたが、ついにフィリップに冷たくされてる憂さ晴らしに賭け事に手を出し、フィリップの年棒の1/3もの大負けして彼をカンカンに怒らせます。
そのフィリップは今はどうも親戚の若い男の子に気があるようです。
ルイは相変わらずモンテスパン夫人を愛人にしていて、彼女の生んだ自分の子が病死した時には一目置いてた宮医も解雇したほど彼女と子供を愛してました。
が、同時に正妻のマリー・テレーズのことも嫌いではなく気がむくと彼女の部屋で夜を過ごしてました。
この頃オランダと戦争を始めましたし、肝心のベルサイユ宮殿もまだ完成してないし、内外忙しいはずなのに、よくあちこちの女性や子供のことも考えたものだなあ~というのが正直な感想です。
でも王様の務めは皆同じで、それができた人が後世に偉大な王といわれるのですよね。
このルイ十四世、そしてイギリスのヴィクトリア女王しかり。
ところでルイは、お気に入りの宮殿庭師の死のことも本気でショックを受けてました。なぜなら、宮殿に潜む殺人者の存在がまた露わになったからですよね。家来の中にいる裏切り者を見つけるために繰り返される拷問。
愛欲と、病死と暗殺と、戦争と宮殿建設。
太陽王はずっと太陽だったわけではないのね、ってところが改めて面白いルイ十四世です。
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今回のエピではフィリップの身辺に変化が。2番目の妃Palatineはドイツのお姫様なのに、最初の妻でルイの愛人となったアンリエットに比べるとどうも魅力に乏しく、金髪なのに庶民ぽく、新婚初夜もフィリップには相手にされませんでした。
フィリップが再婚してベルサイユに戻ると、新妻とだけでなく愛人のChevalierとの仲も冷えてきています。この王の弟はほとほと面白いやつで、兄への嫉妬から性格がひねたのか、誰にも優しくないんですよね。おしゃれさんで女装が好きなのは史実で、それでChevalierと気が合うのかも。しかしChevalierの浪費癖がいよいよ加速、衣装代もフィリップ払いで随分と使ってましたが、ついにフィリップに冷たくされてる憂さ晴らしに賭け事に手を出し、フィリップの年棒の1/3もの大負けして彼をカンカンに怒らせます。
そのフィリップは今はどうも親戚の若い男の子に気があるようです。
ルイは相変わらずモンテスパン夫人を愛人にしていて、彼女の生んだ自分の子が病死した時には一目置いてた宮医も解雇したほど彼女と子供を愛してました。
が、同時に正妻のマリー・テレーズのことも嫌いではなく気がむくと彼女の部屋で夜を過ごしてました。
この頃オランダと戦争を始めましたし、肝心のベルサイユ宮殿もまだ完成してないし、内外忙しいはずなのに、よくあちこちの女性や子供のことも考えたものだなあ~というのが正直な感想です。
でも王様の務めは皆同じで、それができた人が後世に偉大な王といわれるのですよね。
このルイ十四世、そしてイギリスのヴィクトリア女王しかり。
ところでルイは、お気に入りの宮殿庭師の死のことも本気でショックを受けてました。なぜなら、宮殿に潜む殺人者の存在がまた露わになったからですよね。家来の中にいる裏切り者を見つけるために繰り返される拷問。
愛欲と、病死と暗殺と、戦争と宮殿建設。
太陽王はずっと太陽だったわけではないのね、ってところが改めて面白いルイ十四世です。