Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Versailles 0205

2017-05-26 11:05:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


I'm the king of my own land
私はこの自分の地の王
Facing tempests of dust, I'll fight until the end
塵の嵐に向かい、最後まで戦うことになる
Creatures of my dreams raise up and dance with me!
夢に見た怪物たちが起き上がって私と踊る!
Now and forever, I'm your king!
今もこれからもずっと、お前たちの王は私だ!

上のオープニングタイトルに合わせてテーマソング「Outro by M83」がかかります。エレクトロポップです。

多くのCMや映像作品に愛され、映画「クラウドアトラス」にも使われたようですが、記憶にありませんです。

しかし、この歌詞は誰よりもルイにぴったり!


このエピ5でも、ルイは宮殿に潜む毒殺者に怯え眠れぬ日々を過ごします。

毒はか弱い女性にも操れる殺人兵器としてこの時代の人気商品?
今回は、王妃付きの僧侶が毒殺されて自殺に仕立て上げられます。

そのやり方がまた心憎いんですよ。犯人は僧侶に手紙を代筆を願いに来て、王妃に宛てた思わせぶりなメッセージを書かせ、この花も天国のような香りがするから添えて欲しいと百合を差し出します。僧侶が思わずその香りを嗅ぎながら「遺書のつもりではないだろうね?」ときくと、「私のではありません」という返事のセリフが終わるのを待たずに、僧侶の鼻から血が滴り落ち、罠にかかったと気がつくも時すでに遅し床でもがきながら最後を迎えます。

それに、ジジイと結婚させられた孤児の若妻が復讐に毒を買いに行くと、2種類の瓶を選ぶよう見せられます。1つは結果が出るまで時間がかかるもの。もう1つは即効性のあるもの。彼女が迷っていると薬屋が「苦しむのか即死か」とアドバイスすると若妻は迷わず「苦しむ方」を頼みました。ひとくちに毒と言っても効果も様々だったようで・・・ブルブル

しかし今週は拷問シーンがなかった、ほっ=3

外交では、ルイはオランダとの戦争に、弟のフィリップを司令官として送ることにしていました。フィリップと王は久しぶりに敵に対して一致団結した兄弟になったかのようだったのですが、家臣の会話を立ち聞きして自分が戦地に出向いた方が栄光を得るのに得策と判断します。

ヤル気満々だったフィリップは当然カンカンに激おこ。な、なんかこの兄弟、ソー&ロキっぽいw

しかもルイは自分の留守中の摂政に王妃を命ずるのでした。
・・・なるほどー考えたな。王妃に全権を預けておけば、自分以外の男が留守中に台等してくるのを防げるというわけですかな?!



コレ、王の執務室と家臣の部屋の間のドアで、王の目が太陽の目にぴったり重なってるんです~~ これを作らせたルイすごい。