ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、Vol.2(リミックス)を見た後に1の方も見直して、ついには原作が読みたい!になってしまいました。
なんでかな~と考えてみたら、他のマーベル映画は中の人目当てでしたが、GotGは作品そのものやキャラ達への愛があるからでしょうか?
しかし、アメコミまったくわからない私が、どの本を読んでいいのかも見当がつきませんでしたので、密林さんのページをじーっと見て、2の公開に合わせて発行された、日本語版では最新刊のGotGらしき「コンプリート・ヒストリー」を清水の舞台で購入しました。(3000円以上もする未知の世界です)
↑
コミックと解説でGotGなるものの集大成な本かと予測したのですが、実は私が読みたかったコミックそのものの作品はなく、イラストと文章で構成された本でした。
わお!となったのはライカ犬(GotGでは違う名前のようですが、モデルはソ連のロケットで打ち上げられたあの犬ですよね)です。ちゃんとコミックに出ていたのですね!
1969年に初めて登場した時には、いわゆるアメコミのイメージ的な絵で、キャラも映画とはかすりもしないのですが、2000年代になってから映画のイメージに近づき、最初の映画が公開された2014年の前年から、映画とほぼ同じキャラ構成のイラストがほとんどになります。
しかし、私の「アメコミが読んでみたい!」野望は達成されなかったので、こうなっては仕方ない、映画1の公開に合わせて発売されたこちら「プレリュード」も購入しました。
これはかなり満足のいく内容で、特に良かったのはネビュラのエピソードです。彼女の独白と思い出のシーンの会話が交錯する内容ですが、とても詩的。映画でのネビュラの印象は、むしろコミック的な感じでしたが漫画だと彼女の内面を掘り下げることができたのですね。
その他に、映画のキャラ達ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルートのマーベルコミック初登場するエピソードと、最近のエピが数編。
コレクターがガモーラにオーブを依頼するエピのラストは「映画GotGに続く」で終わっていて、なるほどこれがコミックと映画が同じひとつの世界を描いているマーベル・ユニバースなのですね~!
しかし昔のドラックスなんて名前だけ同じでまったくの別人じゃん、という出で立ちですが。
あと2013年、つまり1の公開前年にピーターの父母の馴れ初めが描かれていたのも印象的でした。
ガン監督はこれを知りつつ、そこは1に入れずに2までとっておいたのですね。うまいなあ。
それに、たった1話しかピーター・クイルの話はないので断定はできませんが、映画のピーターのノリは映画のオリジナルで、映画が出たあとにコミックのピーターもノリノリのお調子者になっています。
それにピーターの顔もコミックはなんかよくわからない。アメリカ人男子の「かっこいい像」は私には個性のないハンサム像にしか見えません。
もうほんと、ガン監督と俳優クリス・プラットなしでは作れなかった世界観だな~とシミジミ。
あと当たり前のことですが、改めてアメコミの女子キャラは体の線が裸同然に描かれていて、日本のオタクアニメキャラのオリジナルはこっちだったのね、と思いました。顔を強くてキレイな外人のお姉さんから日本の萌え丸顔にすり替えるだけであとは同じでした。でもなぜか日本アニメの方が卑猥に見えるのはなぜなんだろう・・・
あと日本語版が出ているのに、「ロケット・ラクーン」というのもありまして、ああ、それも読みたい。
ひとくちにアメコミと言っても、80年代くらいまでが、ポップアートのリキテンスタイン風な絵柄で私は苦手なんですが、最近になるに従ってアメコミというよりもサブカルという言葉が似合う、日本の漫画「アキラ」などの影響も感じられるインターナショナルな絵柄になっていて、これだと上に書いたネビュラのエピのように表現も日本の漫画に近く、内容もリリカルでいいな、ということがわかりました。
なんでかな~と考えてみたら、他のマーベル映画は中の人目当てでしたが、GotGは作品そのものやキャラ達への愛があるからでしょうか?
しかし、アメコミまったくわからない私が、どの本を読んでいいのかも見当がつきませんでしたので、密林さんのページをじーっと見て、2の公開に合わせて発行された、日本語版では最新刊のGotGらしき「コンプリート・ヒストリー」を清水の舞台で購入しました。(3000円以上もする未知の世界です)
↑
コミックと解説でGotGなるものの集大成な本かと予測したのですが、実は私が読みたかったコミックそのものの作品はなく、イラストと文章で構成された本でした。
わお!となったのはライカ犬(GotGでは違う名前のようですが、モデルはソ連のロケットで打ち上げられたあの犬ですよね)です。ちゃんとコミックに出ていたのですね!
1969年に初めて登場した時には、いわゆるアメコミのイメージ的な絵で、キャラも映画とはかすりもしないのですが、2000年代になってから映画のイメージに近づき、最初の映画が公開された2014年の前年から、映画とほぼ同じキャラ構成のイラストがほとんどになります。
しかし、私の「アメコミが読んでみたい!」野望は達成されなかったので、こうなっては仕方ない、映画1の公開に合わせて発売されたこちら「プレリュード」も購入しました。
これはかなり満足のいく内容で、特に良かったのはネビュラのエピソードです。彼女の独白と思い出のシーンの会話が交錯する内容ですが、とても詩的。映画でのネビュラの印象は、むしろコミック的な感じでしたが漫画だと彼女の内面を掘り下げることができたのですね。
その他に、映画のキャラ達ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルートのマーベルコミック初登場するエピソードと、最近のエピが数編。
コレクターがガモーラにオーブを依頼するエピのラストは「映画GotGに続く」で終わっていて、なるほどこれがコミックと映画が同じひとつの世界を描いているマーベル・ユニバースなのですね~!
しかし昔のドラックスなんて名前だけ同じでまったくの別人じゃん、という出で立ちですが。
あと2013年、つまり1の公開前年にピーターの父母の馴れ初めが描かれていたのも印象的でした。
ガン監督はこれを知りつつ、そこは1に入れずに2までとっておいたのですね。うまいなあ。
それに、たった1話しかピーター・クイルの話はないので断定はできませんが、映画のピーターのノリは映画のオリジナルで、映画が出たあとにコミックのピーターもノリノリのお調子者になっています。
それにピーターの顔もコミックはなんかよくわからない。アメリカ人男子の「かっこいい像」は私には個性のないハンサム像にしか見えません。
もうほんと、ガン監督と俳優クリス・プラットなしでは作れなかった世界観だな~とシミジミ。
あと当たり前のことですが、改めてアメコミの女子キャラは体の線が裸同然に描かれていて、日本のオタクアニメキャラのオリジナルはこっちだったのね、と思いました。顔を強くてキレイな外人のお姉さんから日本の萌え丸顔にすり替えるだけであとは同じでした。でもなぜか日本アニメの方が卑猥に見えるのはなぜなんだろう・・・
あと日本語版が出ているのに、「ロケット・ラクーン」というのもありまして、ああ、それも読みたい。
ひとくちにアメコミと言っても、80年代くらいまでが、ポップアートのリキテンスタイン風な絵柄で私は苦手なんですが、最近になるに従ってアメコミというよりもサブカルという言葉が似合う、日本の漫画「アキラ」などの影響も感じられるインターナショナルな絵柄になっていて、これだと上に書いたネビュラのエピのように表現も日本の漫画に近く、内容もリリカルでいいな、ということがわかりました。