最終話です。3話完結は早いですね。
しかも上の写真のようにDVDカバーデザインも決定してます。
これまでのお話で、出会ってすぐの男ジェイムズ(トム・ヒューズ)とセックスしたことが発端となり恐ろしい目にあったポーラ(デニース・ガフ)が、お巡りさんのマック(オーウェン・マクダネル)とも同じことをして、
もしや、おかしいのはジェイムズではなくポーラなのでは?
という私の疑惑がほぼ決定した最終回でした。
この「ほぼ」というのがポイントでして、
ハッキリと狂っているのかそうでないのかわからず終わった感じです。
最初は、ふたりの女性と子供たちと暮らしてるのにポーラに執着するジェイムズが異常に見えました。
しかし最終エピで、彼には育った家庭で親に監禁され妹がその間に死に、親に見放されるという辛い過去があったので、家庭を作ることに執着し、なおかつポーラの母はジェイムズを捨てた女性だったと彼は思い込んでいたようなので(彼はポーラの子供時代の写真を盗んで大事に持っていた)、
ジェイムズの行動はだいたい彼の過去を知ることで一貫性が見えたんです。
となると、やはりポーラがどこか異常に見えてきました。
ポーラの弟が火事で瀕死の状態で入院していましたが、火事の犯人はジェイムズだと特定されてないし、弟にはまだ命があるのに、ポーラは弟の顔に枕を当てて殺してしまったのはなぜ?!
ポーラと一夜を共にした警察官マックのポーラへの執着だって異常なのに、弟を殺した日にその彼とデートする彼女の心境は・・・?
いくら警察が法的にジェイムズを釈放したからと言って、ジェイムズを自宅の地下に彼の少年時代の過去と同じように監禁するとは・・・そんなのひどい!
やはり最終的にはトム・ヒューズ贔屓になって、
「早く誰かジェイムズを助けて!」
「妊娠したポーラの子供の父親はジェイムズでありますように」とか
「マックはポーラにまだ執着してるけど、奥さんどうなったの?」
「結局、ポーラは男から見たある種の魔性の女なのかな?でもちっとも好きになれない」
で終わってしまいました。