仕事も頑張りたい!子育ても頑張りたい!二兎を追い二兎を得たい主婦のblog

仕事をしながら、子育てをするのは大変!!でも、どちらかを選びたくない。
両方に全力投球をする日々を過ごしています。

24.子のいない夫婦の相続

2007年12月04日 13時37分34秒 | 仕事の話
松本店のAquaです。

相続手続をしていて
「法律改正をして欲しい!!!」
って一番に思うのは


「子のいない夫婦の相続」


です。



子供のいない夫婦ってどちらかが亡くなると、
配偶者が全部相続できる
(相続人は配偶者ひとり)
と思っていませんか?

これは間違えです。
子のいない夫婦は、二人肩を寄せ合いながら生涯を共にし、
お互いの絆もとっても深いと思います。
でも、法律はそんなことは考慮してくれません。




15.兄弟姉妹にもあったように、たとえば子のいない夫婦で夫が亡くなった場合、
相続人は、

1.妻と夫の親

2.夫の親も既に他界していれば
妻と夫の兄弟姉妹
です。

夫の両親も既に他界しているのが自然の流れでしょうから、
上記2.の、妻と夫の兄弟が相続人のケースが多く見られます。

妻としてみれば、夫の兄弟姉妹とは近所にでも住んでいない限り、
年賀状程度のお付き合いなんてこともよくあります。
でも、相続が発生したら、その方の同意
(遺産分割協議書への署名押印と印鑑証明)がなければ、
夫の財産に手をつけることができないのです。




子のいない夫婦にとって、配偶者に先立たれることは、
とてもとてもツライことだと思います。
これから、一人で余生を過ごされる方もいることでしょう。
不安もいっぱいあるかと思います。




相続手続の相談にお見えになる方のお話を伺っていると
子のいない夫婦の相続人は「配偶者」
にしてあげられたら・・・
って思うことが何度もあります。


みなさんどう思われますか?


(Aqua)