こんばんは。
先日の『35.遺言』泣かせる話でしたね~
一代で何かを築いた方は、そこに誇りを持ち、それをどのように残すか考えているものなんですよね~
それは法人の方が築き上げたもの、法人そのものであったり、
個人の方が築きあげたもの、金融資産や不動産も同じだと思います。
戦前の昭和20年代までは、家督相続という制度があり、
ご長男に資産承継される方が多かったと思われます。
以前アパートを建築された79歳の方が、
当然そのアパートも同居のご長男が承継するものだと思い込んでいました。
残念ながら現行の制度では、そのままご長男の方に承継はできません。
遺産分割協議の対象になってしまいます。
逆に長男にだけは資産をやりたくない
という方もいらっしゃいます(嫁が嫌い、自分をないがしろにする等々の理由で・・・)。
ご長男が好きでも嫌いでも、
お持ちの各資産を死後誰に承継させるか・・・・・・・・・
早い段階で、遺言という形で残されたほうが、
生前の意思が、死後も活きていくと思われます。
(中Ⅱ)