『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

小岩の『世界』4月例会は4名で。

2021-04-16 20:59:40 | 日記
 4月15日(木)、7時から、小岩の『世界』4月例会が行われました。
 1月から、とうとう4か月連続「zoomでのオンライン開催」となりました。
 参加は4名。
 小岩は経済に強いということで、白川方明前日銀総裁(日銀総裁が『世界』に登場するとは)の「中央銀行は漂流しているのか?」をテーマに取り上げましたが、予想通りディープな討議が延々と続き、私は途中から空中遊離浮遊状態に陥ってしまいました。
 「生産性上昇率」と「物価の調整」、マクロ経済学、あるいは「主流派マクロ経済学」、「財政政策」と「金融政策」、「公定歩合」、「預金準備率」、「マネタリスト」「人口のボーナス現象」、「財政ファイナンス」……。このテーマを取り上げたのは、正解でもあり、???でもありました。
 こんなことから自由になって、山の中に隠れたいと思ってしまったりして。
 現在の状態は地獄へまっしぐらなようなのですが、まさに「洪水よ、我が亡き後に来たれ!」という感じですが、そんなことは忘れて出来ることを良い方向に進めて「亡き後」に託すしかないかな。ごめんなさい、内容が把握できない者の報告で。
 それに比べると、・「パンデミック監視資本主義の台頭」小笠原みどり、・「変化しつづける社会民主主義」近藤康史は、分かる?話でした。
 社会党、社民党の凋落の歴史を見るに、西欧の社会民主主義政党と違って、経済・福祉を軸にするよりも、外交・安保・防衛などの軸で闘っていたな、という指摘は、頭に残りました。アメリカばかり見ていて、ヨーロッパはあまり見ていなかったな。
 「もうやめよう」と声を掛けないと、危うく翌日に踏み込みそうな、11時55分、会議終了となりました。
 zoomの恐ろしさは、帰宅しなくてよいので、時間が……、5時間もムムム。
 途中で何度トイレに立ったことか。
 
 
 今回の共通テーマは、
  ○「中央銀行は漂流しているのか?」   白川方明
  ○「パンデミック監視資本主義の台頭」 小笠原みどり
  ○「変化しつづける社会民主主義」    近藤康史
                 でした。
 4月号のお薦め
  ■ 片山 ・「ミャンマー政変 その背景と構造」中西嘉宏
  ■ 櫻井 ・「誰が廃炉にするのか?」     筒井哲郎
            でした。
 
 ◎ 小岩の『世界』を読む会、5月例会 の予定
  ●日 時 5月20日(木) 午後7時
  ●場 所 南小岩8丁目21の8
          小岩駅から徒歩約3分
   zoom開催に変更する可能性あり
  ●持ち物 雑誌『世界』5月号
  ○共通テーマ
   ・「中国と正対する筋道を求めて」    寺島実郎
   ・「危機の中のパンデミック」      水野和夫
   ・「香港危機とは何か」         倉田 徹
  ● 連絡先 須山
            suyaman51@mail.goo.ne.jp
 
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練馬の『世界』4月例会は、7名で。

2021-04-16 20:24:12 | 日記
 
  4月15日(木)午後1時10分から、練馬の『世界』を読む会、4月例会が行われました。5階和室で、腰や膝やに問題を持ち座る姿勢に苦労しながら座布団重ねて頑張りました。参加は7名で、ときどき各自がトイレ休憩を取っても何ごとも無かったように話し合いはスムーズに進行しました。
 あっという間に、4時を過ぎる。語りたい思いというものが満ちているのですね。
 
 ・「自治体としてパンデミックに立ち向かう」保坂区長の世田谷の取り組み、デジタル法案、デジタル庁、マイナンバーと私たちが直面する・「パンデミック監視資本主義の台頭」小笠原みどり論文、そして総選挙を前にした野党の一角の社民党の存在を問う・「私たちは社会民主主義を選ぶ」福島みずほ×大椿ゆうこ。と、いずれも旬な話題を先駆けて提起してくれる『世界』の編集部には、脱帽です。
 
 状況を明るい展望に導くための「野党共闘」がいいところまで詰めてきているという報告がありました。遅くとも9月には、大きな決戦は迫ってきていますから、閉塞状態を切り拓く光を大きなものにしたいものです。
 
 
 今月のテーマは
 ・「自治体としてパンデミックに立ち向かう」保坂展人
 ・「パンデミック監視資本主義の台頭」  小笠原みどり
 ・「私たちは社会民主主義を選ぶ」福島みずほ×大椿ゆうこ
    でした。
 4月号のお勧めは、
 ● 西  ・「始動した国際金融センター構想」笠井哲也
              でした。
 
 ◎ 練馬の『世界』を読む会、5月例会 の予定
  ●日 時 5月19日(木) 午後1時10分~4時
  ●場 所 光が丘区民センター6F会議室(予定)
  (地下鉄大江戸線「光が丘駅」下車 改札を出て、案内表示に従ってエレベーターに乗って6階)
  ●持ち物 雑誌『世界』5月号
  ○共通テーマ
   ・「中国と正対する筋道を求めて」   寺島実郎
   ・「人新世」 J・A・トーマス、M・ウィリアムズ
            J・ザラシーヴィッチ
   ・「危機の中のパンデミック」     水野和夫
  ● 連絡先 須山
           suyaman51@mail.goo.ne.jp 
 
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東久留米『世界』4月例会の報告。

2021-04-16 15:51:40 | 日記

 東久留米の『世界』4月例会の報告です。

  天気予報を裏切って、冷たい雨が結構な勢いで降っていました。(夜半には雹になった!)ということで足もとが大変悪い日になってしまい、体調不良で欠席連絡(骨折でという方も、お大事に!)がいくつも入り、また、sub『世界』を21日の水曜の午後4時に設定しているので、夜よりもそちらへという方もあったようで、何と、参加者は2名という会になりました。1名じゃできないけど、2名いればできます。
 ということで、じっくり深く、鋭く、さらに深く、鋭く、討議を進めました。
 とても全体を振り返れませんが、社民党の行く末を案じ、市民連合(野党連合)は社民、国民、れいわなどの少数政党に議席を確保し、野党全体が力を増すような配慮をもった候補者選定、あるいは候補者名簿作成などで、勢いがぐっと加わるような方向を目指してほしい、ということが、頭に残りました。大きな所が力に任せて幅を利かすというのは、市民が生きる民主主義とは違うだろうと。 
 
今回の共通テーマは、
  ○ 「パンデミック監視資本主義の台頭」  小笠原みどり
  ○ 「デジタル庁構想批判の原則を立てる」  小倉利丸
  ○ 「変化しつづける社会民主主義」     近藤康史
           でした。
 
 ◎ 東久留米の『世界』を読む会、5月例会のお知らせ
  ●日 時 5月12日(水) 午後6時
  ●場 所 市民プラザ会議室(市役所1階)
  ●持ち物 雑誌『世界』5月号
  ○共通テーマ
  ・「大阪モデル? そんなものはない」    松本 創
  ・「コロナ禍は若者の窮状に何を加えたか」 中西新太郎
  ※ 第2水曜が定例です。ご承知ください。
  ● 連絡先 須山
            suyaman51@mail.goo.ne.jp
 
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『世界』5月号の編集後記に注目!

2021-04-16 14:50:34 | 日記
『世界』5月号の編集後記に注目!
 私たちの「zoom『世界』を読む会」のことが、紹介されています。感激です。
 
 
 
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富岡の『世界』4月例会は、6名で。

2021-04-16 14:47:25 | 日記
 4月14日、富岡の『世界』を読む会・4月例会が、このところの固定会場、吉井町の高崎市吉井町西部コミュニティーセンターを独占して行われました。
 寒い会場として恐れられていましたが、すっかり春爛漫で少しも寒くない会場で熱い討議が行われました。
 
 まず、「廃炉問題」筒井論文から。
 時あたかも、汚染水の海洋投棄を政府が決めるという話題がニュースとして流される中でのタイムリーな課題となりました。
 報道は「風評被害」の問題を主にされていますが、「トリチウム」を含む汚染水の安全性の問題はもちろん、筒井論文にあるような「空冷」+「長期遮断管理」という別の道があることは全く話題に取り上げられていないことが問題視されました。いずれにせよ、大変困難な長期的に対応するしかない問題を、ここで安易に海上投棄の方向へ舵採る政府のやり方は、無責任体制そのものだと。また事態は、人間社会にとって原発がいかにあってはいけないものであるかを物語るものなのに、そういう根本的な考察は背景に押しやられている感があります。
 このような中で4月12日に安倍晋三が顧問、稲田議員が会長、櫻井よしこが名を連ねる「原発新増設推進議連」が旗揚げをしたとのこと。この「極右」的な勢力は当然、核武装との関連で原発を捨てられないという存在で、事態の背景にこのようなファクターの力も無きにしもあらず、と感じられます。
 
 小笠原みどり論文を中心とする「パンデミック監視資本主義」の問題に対しては、反技術主義に陥らないように、市民国民が民主主義の道具に使用するためには、どんな仕組みや政策が必要なのかと考えるべきだ、と。そのためには、「楽」で「便利」なことに流されないで、「知的」にも「民主主義の主人公」としても、相当な努力が要請される課題でもあることが話題になりました。中国の様子は、近代の未発達、理性的・政治的・主体的な近代の獲得がなされていないという問題、さらに人文科学の後退・軽視が感じられ、まるでイノベーションに狂ったマッド・サイエンティストの世界のようで恐ろしいが、まさしく全体主義との対決が課題だと。
 スーパーシティ構想には前橋市が手を挙げているということで、資料が提供されました。あちらはやる気なので、私たちも理論武装が急務です。
 
 というようなあっという間の3時間の熱討でした。
 
 
・今月のテーマは
 ・「パンデミック監視資本主義の台頭」   小笠原みどり
  ・「中国デジタル革命と監視社会の行方」  倉澤治雄
  ・「人々による人々のためのデジタル社会へ」内田聖子
 ・「誰が廃炉にするのか?」         筒井哲郎
  ・「廃炉への現実的道筋を提起する」    (2月号)
 Ⅰ 核兵器禁止問題
      でした。
 ・4月号のお勧めは
  ■針谷 ・「中央銀行は漂流しているのか?」白川方明
      でした。
 
◎ 富岡の雑誌『世界』を読む会、5月例会 の予定
 ●日 時 5月19日(水)
 ●場 所 吉井町西部コミュニティセンター
        吉井町長根174-6
 ●時 間 午前9時半
 ●持ち物 雑誌『世界』5月号   
 ○共通テーマ
  ・「香港危機とは何か」      倉田 徹
  ・「「暴力」のあとに」      葉健民
  ・「香港の悲劇」          練乙錚
  ・「人新世」 J・A・トーマス、M・ウィリアムズ、          J・ザラシーヴィッチ
       です。 
 
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