4月15日(木)、7時から、小岩の『世界』4月例会が行われました。
1月から、とうとう4か月連続「zoomでのオンライン開催」となりました。
参加は4名。
小岩は経済に強いということで、白川方明前日銀総裁(日銀総裁が『世界』に登場するとは)の「中央銀行は漂流しているのか?」をテーマに取り上げましたが、予想通りディープな討議が延々と続き、私は途中から空中遊離浮遊状態に陥ってしまいました。
「生産性上昇率」と「物価の調整」、マクロ経済学、あるいは「主流派マクロ経済学」、「財政政策」と「金融政策」、「公定歩合」、「預金準備率」、「マネタリスト」「人口のボーナス現象」、「財政ファイナンス」……。このテーマを取り上げたのは、正解でもあり、???でもありました。
こんなことから自由になって、山の中に隠れたいと思ってしまったりして。
現在の状態は地獄へまっしぐらなようなのですが、まさに「洪水よ、我が亡き後に来たれ!」という感じですが、そんなことは忘れて出来ることを良い方向に進めて「亡き後」に託すしかないかな。ごめんなさい、内容が把握できない者の報告で。
それに比べると、・「パンデミック監視資本主義の台頭」小笠原みどり、・「変化しつづける社会民主主義」近藤康史は、分かる?話でした。
社会党、社民党の凋落の歴史を見るに、西欧の社会民主主義政党と違って、経済・福祉を軸にするよりも、外交・安保・防衛などの軸で闘っていたな、という指摘は、頭に残りました。アメリカばかり見ていて、ヨーロッパはあまり見ていなかったな。
「もうやめよう」と声を掛けないと、危うく翌日に踏み込みそうな、11時55分、会議終了となりました。
zoomの恐ろしさは、帰宅しなくてよいので、時間が……、5時間もムムム。
途中で何度トイレに立ったことか。
今回の共通テーマは、
○「中央銀行は漂流しているのか?」 白川方明
○「パンデミック監視資本主義の台頭」 小笠原みどり
○「変化しつづける社会民主主義」 近藤康史
でした。
4月号のお薦めは
■ 片山 ・「ミャンマー政変 その背景と構造」中西嘉宏
■ 櫻井 ・「誰が廃炉にするのか?」 筒井哲郎
でした。
◎ 小岩の『世界』を読む会、5月例会 の予定
●日 時 5月20日(木) 午後7時
●場 所 南小岩8丁目21の8
小岩駅から徒歩約3分
zoom開催に変更する可能性あり。
●持ち物 雑誌『世界』5月号
○共通テーマ
・「中国と正対する筋道を求めて」 寺島実郎
・「危機の中のパンデミック」 水野和夫
・「香港危機とは何か」 倉田 徹
● 連絡先 須山
suyaman51@mail.goo.ne.jp