連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

樹木を伐採するとは…

2020-07-17 22:59:09 | 日記・エッセイ・コラム

日本野鳥の会ショッピングリストにあった、只木良也著【ことわざ生態学】から派生して、清和研二著【樹を語る】【樹に聴く】をよんで、樹木の二酸化炭素タンクとしての役割の大きさと、資材として切り出した代価としての大気中の二酸化炭素増加の流れを知り、

化石燃料(ガソリン、石炭)の消費による二酸化炭素の排出増加、地球温暖化をさらに加速するのが、二酸化炭素を利用する樹木の伐採。二酸化炭素消費者の樹木を殺し、地球温暖化にまい進していることに他ならないことを知った。

現在の人間の生活スタイルを続ける限り、

地球温暖化

芋づる式環境異変

止まらないだろう。

 

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近親者のいない独身

2020-06-18 12:04:33 | 日記・エッセイ・コラム

兄の手術に際して、近親者の同意書、承諾書が必要との連絡があり、今後について考え込んでしまった。

兄、私も独身である。子はいない。

両親のきょうだいは、いずれも両親より年長である。

両親は晩婚である。

いとこたちは、すでに鬼籍に入っているものがほとんどで、生存中は一人で、私たちより10歳も上。

従妹たちの子供たち、またいとことの付き合いは、葬儀の折の顔見知り程度である。この人たちに突然、入院、手術時の説明、承諾、保証人をお願いするのは、考えられない。

兄は、生存中であるので、近親者としての役割を担ってもらわざるがえないが、兄の死後はどうする?

近親者の同意など要請されるなら、入院はやめよう、手術も受けないで、死を受け入れようと思ってしまった。

ジョン ダーントン著 エクスペリメントを読了直後ということもあり、

不老不死を手に入れたい人が、手段を択ばず、古代からいるという事実。

生き延びることに執着する何もない私としては、不老不死を願う気持ちが不思議だ。

両親が存命だったら、臨床研究を共にしてきた恩師が存命で、成し遂げなければいけない目標があったらば、まだ死んではいけないのだろうと思うかもしれないが、

父は、25年前、母は16年前、恩師は、5年前に亡くなっており、主治医がいなければ、生きていくことも、治癒もないと考える患者がたくさんいた当時の仕事はないので、現世につなぎとめるものはない。

日々を大切にすごすのみ。

”エクスペリメント” かいつまんでみると、

医師と科学研究者夫婦の我が子の、健康長寿を願い、

将来、病気にり患した時のために、予備の臓器のためにクローンを作成する。

クローン作製は、容易な技術となり、

不老不死を願う、社会で成功した人たちに高額でクローン作製をビジネスとして成立。

予備臓器を提供するクローンたちは、ジェミニーと呼ばれ、島で隔絶して育てられる。

そして、健康障害が起きるとジェミニたちは、臓器を根こそぎ取り出され”廃棄=死”される。

最後は、親の愛を示す場面で終わるのです。

不老不死を願うのか!

子は何にも代えがたい存在なのか!

私には、無縁な志向だなと思った次第。

 

 

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スイカズラ:忍冬酒 鎮花祭

2020-06-07 10:29:57 | 日記・エッセイ・コラム

スイカズラ、忍冬。薬用植物です。

冬にも葉が落ちないので冬に耐える”忍冬”だそうです。

春先から、ぐんぐんと蔓が伸び、蕾がつき、初夏に花が咲きます。

花が咲くと、気持ちが和らぐほのかな匂いがあたりに漂い、幸せと思えます。

金銀花 蕾の先がうっすら桃色になり、白い花がさき、色が黄色に変わってゆく様から、この名前”金””銀”花。

花を、摘んでホワイトリカーに付け込んで”忍冬酒”を、今年は、仕込みました。

奈良県桜井市にある、大神神社、狭井神社で、催行される鎮花祭:桜散るころにはやる疫病を鎮めるためのお祭りで、

神饌として、百合根とともに忍冬が供えられ、そして、【鎮花御幣】とともに【忍冬酒】が授与されるそうです。

今年は、コロナ禍で覆われているので、疫病退散願いを込めて、仕込みました。

スイカズラは、花だけではなく、葉、茎を乾燥させて薬用に。

鎮徑(ちんけい)、利尿、抗炎症、抗菌作用があって、解熱、解毒、発熱、血痢、伝染性肝炎、化膿性疾患、神経痛、リューマチなどの関節筋骨の疼痛に効能があるという、幅広く使うことができる。

若葉も、食べ過ぎないことに気を付ければ、食用に。薬用植物は、過ぎたれば及ばざるごとしの例え通り、毒にもなります。

手に入れるためには、気に入ったら、一枝頂いて、刺し芽をすれば成木に容易になる。

これほどありがたい、有用な植物。

高価な珍しい植物も、良いですが、

気を遣わず、花、葉、匂いを楽しませてくれる、スイカズラ

有難い。

 

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コロナ禍を詠む

2020-05-28 18:18:46 | 日記・エッセイ・コラム

3月

グローバル インバウンドを 推奨が 微生物めに 打ち壊されし

始まりは 限定的で 非難あり 教訓生きず ワールドワイド

ボーダレス 縦横無尽 グローバル 席巻するは 新型コロナ

疫病の 新型コロナ おさまりし 後の世界の 変容如何

4月

花満つも 足早過ぎる こぞの春 新型コロナ 席巻ゆえに

爛漫の 花の下には 留まれず 何時にも増して 心に映える

常ならば 華やかなりし 時なれど ウィルス見参 集いかなわず

疫病は 統制布告 招き入れ 過ぎ去りし後 我ら如何にす

疫病で クローズアップ アマビエや やすらい祭り 蘇民将来

5月

疫病を 招きしものは 拡がりし 他おびやかす 人の生活

専門家 望みたりとて おいそれと 急ごしらえで 養成できず

新薬を 急げ急げと 望しが リスク伴う 覚悟ありしや

疫病は 昔も今も 変わりなく おびえ祈りて 去るを待つのみ

近代は 襲い来れる 疫病を 分析しつつ 次に備える

常ならむ 蟄居要請 なじめずに 動き回れば 冷眼そしる

コロナ禍は 地球は一つ 知らしめて 過去の知識の 結実励む

N95は 感染回避が 至上義務 過去の立ちいち 示す遺物

コロナ渦で N95不足 かまびすし 我のもとにも 放出要請

 

 

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世界大戦後はユニ…

2020-05-07 07:14:21 | 日記・エッセイ・コラム

第二次世界大戦後、70年以上のを経ってから、

世界人口が70億人を超えて

ナショナリズムが台頭し、自国の利益が第一となった。

この潮流の中で、COVID-19、SARS-COV-2、新型コロナウィルスが、

パンデミック、グローバルに拡散。

対して、人間社会は、往来を禁止、鎖国。

経済指標は、世界的に悪化。

生活を維持できる人とできない人。

行動自粛で強く影響を受けるのは、活発な生命力を維持している若い人達。

人、動物、微生物、それぞれの生存の糧の食糧事情、生存戦略を考えると、

単細胞、から多細胞への46億年の進化で

人間は、食料獲得の頂点に君臨?

地球からの恵みを、ほかの動物と共有?

豊かな食を求めて、侵略、搾取といえる状態になっており、

人獣接近

エリアごとの、人口当たりの感染者数割合から、

生活スタイル、企業分布など、仕組みを考えなおさないといけないのかと思う。

パンデミックコロナで、考える視点が広がった。

 

 

 

 

 

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自粛:新型コロナウィルス感染症

2020-05-06 15:58:16 | 日記・エッセイ・コラム

全国一斉緊急事態宣言、自粛で、

日常生活は、いつも通りで、不自由なし。

訴えられていた行動変容も無用で、いつも通りの行動でよし。

医療職なので、

感染対応も、従来の医療対応で身についていたし、マスクの備蓄も、十分で。

週一の宅配で、食料、日常品を調達していたので、スーパーマーケットに出かけることも皆無に近い生活を、長年続けていて、

食料を日々購入する習慣はなかった。

道すがら、いくら許可されているからとはいえ、スーパーマーケットの車の多さに驚き

”許可されているから””生きてい行くのに必要だから”とか、そういう論点では、微生物の侵入阻止は、困難だろうなと思う報道での発言者多いのに、他人任せではないのだとつっこみをいれたくなり

地下鉄を利用しての出勤で、

マスクをつけていても、その行動は危険!とか、三蜜を避けるには、対面ではなく、斜め向かいに、または、同一方向で、やや離れてとか、少しの注意を、と思うことしばしであった。

感染予防は、日常の些細な動作の積み重ね。

微生物は、お目こぼしはありません。

相手がいたら、感染者と思って気を抜いてはいけません。これは、疲れることで、集中力の持続を身に着けていないと無理かもしれません。

集中するところと、気を抜くところのゾーニングをあらかじめシュミレーションしておくことは必要です。

特定警戒都道府県以外の、自粛解除の県の方は、特に、感染を拡げるのは、手、口を、自覚しての行動が、今以上に求められます。

 

ロックダウンしないスウェーデンの方式には注目し、報道にも注意を払ってきました。

国としての、ありかた、福祉国家、一人暮らしの定着が、可能にしているのだと思います。

 

ウィルスは、グローバルは拡散が容易であったけれど、その後の対応は、鎖国のようで、国、自治体独自で、

経済再建、企業、家計を含めて、他国のありようを知りたいです。

 

 

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コロナ感染症最前線以外の医療崩壊を考えた。

2020-04-25 11:22:02 | 日記・エッセイ・コラム

医療職なので、通常出勤をしてきました。自宅から、地下鉄駅までは、人と出会うこともなく、マスクをせずに自転車をこいでいますが、人と出会う機会が増える場所に近づくと、マスクを装着・

メガネをかけているので、マスクをつけるとメガネが曇り、視界不良。

混雑すれ違いがないときは曇っていても無事に通過できるのですが、

今回23日は違いました。人、車を避けようとして、わずかな路肩の盛り上がりに弾き飛ばされ、

左ひざ強打撲。膝蓋骨(ひざかぶ)を骨折。

ギプス固定、疼痛、発熱。

解熱剤使用。

平熱に戻り、痛みも軽減。

出勤したのですが、発熱があれば、出勤停止(原因が、感染症でないと明らかなのに!)

解熱剤使用せず、2日間平熱ならば、出勤してよいとのことであった。

医療側の過剰防衛ではないのかな!

別な意味での、医療崩壊が起きているのを実感。

医師の長年蓄積した知識で、対処すべきではないかと思った次第です。

 

予防策で、固縮している。

このパンデミックで、疑心暗鬼、ストレスからの弱者へのストレス発散、暴力連鎖など。

負の連鎖を断ち切るにはどうしたらよいでしょう。

このままの人の生活志向では、COVID-19の次も、控えていて、牙をむきそう。

 

 

産業革命後の地球負荷を真剣に考え、

人間の視点のみではない、動物との共生を考えないと、

人より、長い、長い時代を生き抜いてきた生物には、かなわないのではと思う。

 

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近代移動手段:新型コロナウィルスの伝搬

2020-04-05 13:18:40 | 日記・エッセイ・コラム

1月末、ダイアモンド・プリンセス号乗船者の新型コロナウィルス感染。下船不可から、2か月後の3月中旬になり、感染者急増。

新型コロナウィルスは人とともに、国境なく、地球規模で、

ボーダレス、グローバルに新型ウィルスは世界に拡大。

すばやさに、近代医学は、目下、手の打ちようがなくなすが儘に、世界を感染という恐怖に巻き込んでいる。

ウィルスの勝手な消退の前に、医学は対策手段を手に入れられるのだろうか?

それまでは、感染リスクを避ける行動に努め、

奈良時代、平安時代のように、ひたすら、祈願調伏に努めよう。

3月25日から31日の奈良薬師寺の、修二会花会式。薬師悔過法要で、新型ウィルスの退散の祈願もあった。

 

 

 

 

 

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グローバル

2020-03-22 07:50:56 | 日記・エッセイ・コラム

グローバル

現在、活発に速く拡大しているのはCOVID-19、ウィルス、微生物。

国境超えなどというイz島示唆では評価できず、大陸、海を越える時も何の変異もなく楽々超えているのでしょうか?

人間に脅威、恐怖を与え、世界秩序の根底を揺るがしている存在COVID-19。

グローバル、参加国の拡大を続けてきた、近代オリンッピク。

東京2020の開催を、中止すべきだと、練習することが生活となっている選手からまず声があがった。アマチュアらしからぬ、アマチュア。練習できない、記録が落ちるか。

東京2020開催は、まだ4か月も先。強大化したオリンピック参加選手選考は、世界規模で目下進行中なので、出場選手を選考できないから、中止案が出ているようで。

免疫対応者により、疫病は終息するだろう。いつになるだろう?

4か月先のオリンピックを中止しなければいけないほど、次々と感染連鎖、世界中の鎖国状態が拡大するのだろうか。

COVID-19克服で、しばらく、パンデミック元凶の新たな出現がないという保証もない。

神仏に祈りを捧げながら、近代的科学分析対策を尊重した生活あるのみですかね。

 

 

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伊勢神宮内宮垣内参拝

2020-03-05 10:49:15 | 日記・エッセイ・コラム

奈良薬師寺東塔大修理勧進写経の縁で、昨年11月には、インド仏跡を巡る旅に、同行させていただいた。

写真交換会、同行中の写真家の写真集の閲覧会が、2月21日伊勢神宮会館で、インド旅行の写真交換会、同行中の写真家の写真集の閲覧会があり、参加させていただいた。思いもかけず、伊勢訪問。

翌日未明に、内宮参拝。垣内参拝。一般の参拝では許されない、

神域内へのに立ち入りを許可していただいた参拝。

衣服、靴、手袋、扇までの着衣。改めて、

国を総べる神聖な神がおわす場所!

乱してはならない。心のよりどころ。

権力者が、利用してはならない、神聖にして犯すべからざる場所と、身体奥より湧き上がる感慨。

木々、草々と共にある大気が醸し出している静謐な永遠性が漂い、浴びるからでしょうか。

衣服を整えながら、参拝後、

国のidentityを考える機会となった,内宮、垣内参拝でした。

 

 

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土饅頭

2020-03-02 21:48:25 | 日記・エッセイ・コラム

散策が趣味な友人に、見晴らしの良いという葛岡霊園散策を誘っていただきました。

入口の広々とした広場から階段を上り、太白山を確認してから、奥に。

比較的新しいお墓が多いので、幼いころの葬儀の話から、

土饅頭の話を友人が。素敵な土饅頭の漢詩が。

素敵はという印象だけで、あとで教えてくれることになりました。

土饅頭は、土葬時代の風習。

饅頭の大きさは、埋葬された人の大きさを反映していたのではないかと考えました。

埋葬後、土の中で、ほかの生物によって消化され、

大地が平らになったときには、宇宙と融合した時だと思えました。

火葬は、煙と共に宇宙に拡がり、残りし骨は、

骨壺の中で、交わることなく安置の場合、

先祖の墓に、骨壺から取り出し散布し、いずれ土と一体化する場合と、

海への散骨の場合は、

など、人体の行く末は、形態は変われど、質量不滅!

土饅頭 その大きさは 汝(そ)の体 平らなるとき 天地一体

唐・王梵志

城外土饅頭,
餡草在城裏。
一人喫一箇,
莫嫌沒滋味。

 

 

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新型コロナウィルス

2020-02-29 17:26:20 | 日記・エッセイ・コラム

新型コロナウィルス (COVID-19)感染対策として、マスクの着用、手洗い、換気などを奨励されていますが、

マスクは品薄というか入荷がない状況という。

かって、急性白血病の治療、骨髄移植時の感染対策は、”不潔”と想定されるものに触れたラバ、清潔物品に取り換え!コストがかかりますので、ガウンは、再使用可能な着脱操作をしました。注意を集中して、表が不潔にならないように気を使いました。

今回は、使い捨てれば無くなり、ということで、再利用ですが、手は清潔?

手洗いですが、自宅での手洗いできる場所に到達するまでに、接触したところを手洗い後消毒しなければならい。

マスクの取り外し、廃棄までウィルスの付着を避けなければならない!

言葉では簡単ですが、蟻の一穴も許されないウィルス相手に、気が抜けない。

見えない不安、気が抜けない毎日の営み。

濃厚接触、感染しやすい状況は、日常のどんな場面かがわかると、少しは、楽な場面が増えると思います。

中国からの、「人から人」感染は家庭内 WHOと中国のチームが約5万6千人の追跡調査を報告。

ダイアモンド プリンセス号から、下船した人たちが使用した移動手段にたまたま同乗したかもしれないからといって、数週間にわたって不安な気持ちで過ごさなくても良い。

急性白血病の治療中、連続する発熱との戦いでの教訓は、抗生物質などで重症化を防いでも、

正常な造血の回復が起きると、あっという間に解熱、状態は回復。

自己の免疫力こそが、感染予防、克服です。

26日、27日と立て続けに出された、政府、安倍首相からの、イベント中止、学校の休校要請に沿って、

ゆったりと、バランスの良い、たんぱく質リッチな食事と、寝すぎず、寝不足ない睡眠。

でも、も一本の生命の柱、動く、重力負荷作業はどうしましょう?

特に、エネルギー溢れる幼少、学童たち。自宅に籠れと言ってもね!

きょうだいがいれば、けんかが増えそう!

制限の先の提言、対策がいりますね。

COVID-19に向き合っている人たちのおかげで、

診断用ELISA kitの目処がたったこと,

多数の臨床試験が開始され,ワクチンもすでに第1相に入ったという報告があったこと。

非日常的な社会環境を、今後に向けたシステムつくりに、民の知恵を。

2011年、東日本大震災から10年も経たないうちに、地球、宇宙規模の気候変動の大きな災害の、繰り返し、生物相互の脅威。

46億年の生命の誕生から、人間誕生までの歴史は、脅威の度に、変化を受け入れ生き延びてきたことがDNAから読み取れるようで、

コロナウィルスは、冬季に風邪と言ってやり過ごしている、日常的に感染する4種類のコロナウイルス。

動物からヒトに感染したコロナウィルスは、SARS-CoV、MARS-CoVで、感染力の強さから世界的な警戒となったけれど、

今回のCOVID-19は、感染力は、その比ではなく

何らかの変化を未来に残すほどの大規模な戦いなのでしょうか?


 

 

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期末試験採点終了雑感

2020-02-09 17:33:27 | 日記・エッセイ・コラム

2020年2月9日 期末試験採点終了。成績不振者へ課した課題に対する、わずかな採点は残ってはいますが。

2004年に、宮城学院女子大学に着任後、年2回8月、2月の期末試験後の採点業務は、約10日間、寸暇を惜しんで、約6万の回答の正誤を判定し、〇×をつけるだけなのですが、手首への負担、静止状態に近い作業は、心身へゆがんだ負荷としか表現できません。

文章中に単語を記入する問題を200問。200問の採点、正解が続く採点は、スムーズで、時間もかかりませんが、

ユニークな単語は、方言かもしれないなど調べる手間も、ほかの空欄なら正解には惑わされたり。

今年も、場違いな体の部位に、”弁””括約筋”が続く空欄に”肛門”が続出。

日常茶飯事には出てこない単語の、似てはいるけど違う、なまっている感じ

 

漢字では、部首はまったく気にしていない、音があっていればで!漢字は、調べれば済みますが。

死と隣り合わせの患者に寄り添う医療現場で30年過ごしてから、

2004年宮城学院女子大学に着任して戸惑いました。

休み時間になると、解放され、一斉に音がさんざめき、躍動感が伝わってくる!

講義終了で解放される、この優雅な感覚が一番の驚きであり、落ち着かない居心地の悪さを生み出したことを懐かしく思い出します。

学生は、教師の思いを受け取って成長していくのを実感しています。

どんな未来を築いていってくれるのでしょう?

大人の思いで”ゆとり”が大事として育てられてきた子供たちです。

のびのびと”合わせるのではなく、合わせて”育てられてきた子供たちの未来は、

育ててきた大人が思い描いた想像を超える変化をもたらしてくれそうな気がします。

 

 

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令和2年 2020年は変化の年

2020-01-23 11:08:37 | 日記・エッセイ・コラム

令和2年 子年

2004年4月に着任した、宮城学院女子大学を去ります。

仙台血液疾患センター廃院後の流れで、勤務している葵会仙台病院から、3月退職を告げられました。

生活環境の変化に対応すべく、準備、努力中。

 

年末、年始に寄稿した文の雑感 (投稿時は、葵会仙台病院からまだ、退職を告げられていない時期)

 

仙台市医師会子年の年賀状  人生航路の行く先は

 50数年前、受験担当の先生から、偏差値で医学部合格可能という勧めで、医学部を受験し、受験最中に麻疹になり、母は頑張ってきているほかの受験生に迷惑をかけるからということで断念。医学部受験に反対していた両親は、内心安堵していたのかもしれませんが、次年度の受験も親の意向を無視して医学部受験。縁のない仙台で初期研修の短期間を除いて、50年の期間を仙台で過ごしてきました。学生時代の半ばに発病し、治癒することなく今に至っていますが、病を得ても女性が自立した生活が送ってこられたのは、医師という資格があってこそと思っています。

 急性白血病を専門分野として、一時代を画した恩師宇塚善郎に治療してもらいたい患者は、全国から押し寄せ、昼夜を問わず多忙な日々が続き、数千人の患者は生き永らえさせることができました。しかし、約一千名の患者は、診断から見送る日まで、並走しながら、特に具合が悪いときは、四六時中心にあり落ち着かない時を過ごした末の死別は心に残っています。

 2019年11月下旬、薬師寺加加藤朝胤管主様とインド釈尊聖地を巡る旅に、逝去した患者名を携えて、同行させていただきました。仏跡では、勤行法要、そして移動。移動はバスでしたが、ほぼ、お釈迦様の歩まれた道に沿ってでした。イスラエルの荒涼とした乾いた大地とは異なり、緑豊かな、美しい花にあふれた大地にあって、この地で生まれた仏教を宗教と出来る幸せを感じられた旅でした。人混みの無い仏跡前の法要を行うため、早朝出発で、モーニングコールがあり、しばしの時間に、習い始めた篠笛を部屋でふくことを日課にしていました。最終日ペナレスの朝、お釈迦様が歩まれた道のりを思い返しながら吹いているうちに、蝶になりお釈迦様の近くを舞ったり、肩にとまったり、時には鳥になって追っかけたりしていました。

 研究の第一線を退き、入院患者も、ほぼ受け持たないようになり、これからは、幼き日、身近にあった文学、宗教を研鑽していきたいと思いながら新年を迎えます。

 

 

若林区 医師会報  引っ越し 整理、片付けは苦手 

 現在の場所に住まいするまで、9回の引っ越しを経験しています。大学入学で、神奈川の親元からの引っ越しに始まり、短期間の仮住まいと言う体で、本以外の家財、衣類は増えずにきました。現在の住居は、父が病を得た結果仙台での療養方針で、不本意ながら家を持つことに。両親と同居する前に父が亡くなり、居住面積60坪の家に、めぼしい家具がない空間に私一人と拾い猫達と住むことになりました。家全体が、収納スペースと考えてもよい独居生活は、捨てるのが嫌いな私には居心地の良い家となっております。 

 宮城学院女子大学の教授職を、今年度で辞することを決めて、研究室明け渡しのために、研究室内の片づけをしています。15年間宮学に在職していた痕跡もありますが、2004年東北大学退官時に同伴してきた物品もあり、当時の心境の感慨に浸りながらの作業となっています。当時は、東北大学医学部の講座改組後で、私が退官すると同時に、“東北大学医学部第3内科血液グループ”の消滅となるので、すべての処分を課せられていたので、選別もわずらわしくとりあえず帯同してきましたが、日の目を見させることもなく置き去りにされた物たちを引き出し、廃棄処分の決断を出せずにいる自分。先だつ、2017年12月には、廃院退去のために仙台血液疾患センター時代からの資料を断腸の思いで処分し、その後の不便、活動力の低下にもつながり。しかし、古希を過ぎ、社会からのinnovatorとしての仕事を期待されることもなくなり、現状維持、平穏無事であることが何より求められる日常の仕事レベル、そして日常生活。ものを増やさなければ、捨てることはしなくてよい、増えても片付ける必要のない家に住んでいるので、引っ越しで運びこんだまま、2017年12月の荷物を放置しておきました。さすがに、次の荷物の運び込み予定ができましたので、玄関先に積み上げていることもできず、移動、片付けにとりかからざるを得なくなり。でも、遅々として進まない作業、進ませない整理片付け作業。

 縁あって、また、気を惹かれて購入し、手元に来たものたちとは、終生近くに居られたらと捨てることをしないので、増えることになっています。なじみあるものたちは、壊れ、破れても捨て去るのは忍びなく、取り繕い、修繕しながら、手元に置き続けています。宮城学院研究室の退去は、徹頭徹尾空にすることが要求されているので、再利用価値を値踏みしたり、思い出の捨て去りがたい思いを抱いて、梱包作業の労力と、捨て去るときの虚しい心持を思い、記憶として残り続けることを選んで、自宅に運び込んだ後の、置きっぱなしを思い描き、廃棄、運び出そうの心のシーソーゲームが年度末まで続きそうです。

 究極の引っ越し、死も、身近なものとして次第に近づいてきている感があるので、今はやりの終活について考えます。縁、心惹かれで身の回りに集まってきたもの達に囲まれ続け、捨てないでいきたいと思っています。自宅は、全身の運動器の異常を伴う学生時代からの病気に対応した、バリアフリーとなっているので、AIロボットの介護力を借りて、在宅で死をむかえたいという強い希望があります。近親者は、すでに現世にはいませんので、死後は業者に処分してもらう選択をしています。かなり以前に、≪“バッタ屋”という商売があってね。丸ごと値踏みして家の中を空っぽにする≫という、患者の話を聞いてから、気になっていましたところ、最近は日常的表だった職業となり、業者も多いようで、意を強くして、ものを持ち続け、身近に置いていこうと思います。死の判定後は、現世での法的手続き、肉体は火葬により変化を遂げ小さくなり、先祖共々の地に帰ることを想定しています。死までの着地体制を決めたら、何かすっきりした気分になって、時間が余ると、長い間、連綿として伝わってきた経典に関心が湧き上がり、写経にはまっています。

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仏跡巡りの旅

2019-12-30 11:47:16 | 日記・エッセイ・コラム

仏教のお陰で豊かな一年を過ごしました。

特に、11月20日から28日まで、奈良薬師寺加藤朝胤管主様を団長として約百名が成田から出発し、9時間半後に、暗闇のデリー空港に到着。ホテルでは、歓迎と、明日からの旅での虫除けの意味のマリーゴールドの花輪を首にかけていただき、食事後ただちに寝る。

翌朝、美しい花木沙羅に目を奪われながら、おいしいカレーメインの食事を楽しみ、グランドホテル出発。ガヤ空港に到着。お釈迦様が苦行をされた前正覚山に登り、留影窟で法要。苦行修行に限界を覚え下山し、沐浴をした尼蓮禅河。岸辺で憔悴し倒れていたお釈迦様に乳粥を与えたスジャータ様の村のホテルで宿泊。クリームの名前は、この故事に倣ってと今回の旅で初めて知りました!

東塔勧進写経を、ブッダガヤに収めるのが今回の目的。ブッダガヤ大精堂前まで歩み、大塔北側、金剛宝座前、菩提樹の下で法要。その後、写経の入った輿を、皆で約2㎞の道のりを、菅主様の”散華、散華、六根清浄”に唱和しながら日本寺に到着。再び、法要。法話。そして、写経。インドで、日本から持参した和菓子と薄茶をいただきました。

菩提樹は、お釈迦様がお悟りを開いた木から4代目。初代から分枝し、スリランカで成長した菩提樹は今なお健在だそうです。

ラージギハル、竹林精舎。翌日は、お釈迦様が説法をよくされたという、霊鷲山に、懐中電灯で足元を照らしながら日の出前に上り切り、法要。

その後も、釈尊の歩んだ緑豊かな道を、わたくしたちはバスで移動しては、仏跡につくと、法要、法話を行いました。

インドは、ヒンズー教が最も信者の多い宗教だそうですが、仏跡は,観光資源としてではなく、心から大事にしていると感じました。

日々の法要で、深く大地に体をささげ、お経を唱え、法話を授けてくださる菅主様と、三度の食できることに感謝をささげる毎日、長い距離の移動はバスでしたが、お釈迦様がいらした山を目指すときは、ふもとの村から徒歩で向かううちに、お釈迦様は見守ってくれているような、お釈迦様に連れ立って歩んでいるような、幸せな時間を過ごしました。

インドの大地は、緑、水に富んでいました。

かって、訪れたイスラエルの大地は、乾燥した、緑に乏しい大地、

世界三大宗教を生み出した自然環境の違いを感じ、

自然に沿って抱かれて生きられる感覚の中で過ごしてきた旅でした。

奈良薬師寺東塔修理、”舎利礼文” 10万巻写経勧進達成まで今少しだそうで、後世へ送り届けるために、舎利礼文写経をします。

 


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