未来に向かってまい進していたころは、医学部教授就任のお祝いを兼ねて開いていたが、それも通常のことになり開かなくなった。
ほぼ全員が、還暦を過ぎた久しぶりの同級会開催。
会ってみたい人はいないなと思いながら会場に向かい、
学生時代は、歩くのも大変、口をあけるのが困難で、食事も大変だった。
無事に実習の単位をもらえ卒業できたのは、と懐かしい気持が起きてきた。
"足手まといになる”突き刺さる一言もあった。
”死なない病気だから”という慰めに驚いた。
それぞれの経験を積んで、
自分の人生を肯定しているたくましさが漂っていた。
団塊の世代、全共闘世代の、
入学が一緒(卒業は一緒は問わず)、
卒業が一緒(入学が一緒は問わず)の同級会で、
支えられて、卒業することができ、その後の仕事もやってこれた、
期待に応える仕事をできる人間になれ、なりたいと思って
仕事以外はせずというか、
できない体力に合わせて過ごしてきた自分に気付いた機会となりました。
密度の濃い関係に無い人に支えられる環境は、
生きていくうえでとても大事ということです。
他人に助けてもらう、助けてもらえる自分であることが大事。