NHK夜9時のニュースで、今も身近に残る戦跡として、
(記憶が確かでないが)大阪府の警察の地下が特高の取調室
(警察で現在も使用中なので撮影不可と番組内で言っていた)
戦争終了4か月前に特高に配属になった、今も存命の方を紹介した。
敗戦直後、
証拠隠滅のために上司から命じられたが、
一通の廃棄しなかった手紙。
戦争批判をした、犯罪人として仕立て上げられ、
獄門を受ける羽目に至る過程を伝えなければという思いで
その差出人を探し続け、探し当て、その場所を訪問し、
家族のみに会え、差出人の安否を尋ね
獄門死 したという。
その手紙は、
声高に戦争反対を訴えられない当時に
食べるものにも困窮し、などなどを書き連ねてあるものだ。
戦意高揚気分を損なう内容とされ
戦争犯罪人として
責めあげられ、叩かれ、満身創痍で、国内で死亡した。リンチ殺人
冤罪へと連なる、警察の取り調べ構図と同じと感じてしまった。