連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

特高(特別高等警察) と 冤罪

2010-08-19 11:05:05 | 日記・エッセイ・コラム

NHK夜9時のニュースで、今も身近に残る戦跡として、

(記憶が確かでないが)大阪府の警察の地下が特高の取調室

(警察で現在も使用中なので撮影不可と番組内で言っていた)

戦争終了4か月前に特高に配属になった、今も存命の方を紹介した。

敗戦直後、

証拠隠滅のために上司から命じられたが、

一通の廃棄しなかった手紙。

戦争批判をした、犯罪人として仕立て上げられ、

獄門を受ける羽目に至る過程を伝えなければという思いで

その差出人を探し続け、探し当て、その場所を訪問し、

家族のみに会え、差出人の安否を尋ね

獄門死 したという。

その手紙は、

声高に戦争反対を訴えられない当時に

食べるものにも困窮し、などなどを書き連ねてあるものだ。

戦意高揚気分を損なう内容とされ

戦争犯罪人として

責めあげられ、叩かれ、満身創痍で、国内で死亡した。リンチ殺人

冤罪へと連なる、警察の取り調べ構図と同じと感じてしまった。

コメント
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