炎症は、火が重なった字
大火事の後は、廃墟同然の一変した景色が広がりますね。
全身炎症の後の自分の体の変化を実感しています。
ひょんなことから始めた太極拳で、先生に
こんなに体が曲がっている人見たことが無いわ! と言われ驚いた私。
右手は、手首が曲がって伸びない。固有背筋は、はなはだしい左右不対称。
列挙すればきりがない。
そうなってしまったのは、学生時代に発症した、膠原病のため。
ここにもあるのか関節と存在感を示した、全身の間接の炎症。
原因のひとつである、自己抗体の産生。
延々と続いた炎症のなれの果てが、先の先生の発言につながっている。
変形は治らない!痛みが軽ければと思って過ごしてきた。
あまりにも下手な太極拳に、自分自身で辟易し、すこしづつ治そうとして
9年が過ぎ、最近やっと良くなってきたという実感が強くなってきた。
良くなったと思うと、また次の問題が出てきて、
皮下の、結合組織では、すさまじい業火が燃えさかっていたんだなと、
耐えに耐えしのんでいた時期を思い出し、
まだかとうんざりする自分に対し、
手を緩めると、逆戻りするかもしれないよと 自分自身で叱咤激励している。
がちがちに硬く、窮屈な体から、
のびやかで、柔軟で、存在感を示さない軽やかな肉体をとりもどしたい。