連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

流出文化財一時保管

2011-02-20 23:01:26 | アート・文化

20日は、偶然が重なり昼前から拘束されない時間が与えられた。

東京国立博物館で、≪仏教伝来の道  平山郁夫と文化財保護≫ を鑑賞してきました。

第2章  [アフガニスタン] バーミヤン の展示には、心がえぐられました。

作品は、すばらしいのですが、今ここにある流転をさせた人間の狭量さに胸が詰まりました。

カブール博物館の回廊にあったという「カーシャパ兄弟の仏礼拝」、

アフガニスタンのバーミヤン、フォラディの両遺跡の壁から不当にはがされた壁画片の数々。

同胞の祈りの心を無にすることのできる凶暴さ。

それに対し、資金を投じて 流出文化財 の一時保管、保護で、

いずれあるべきところに返還するという、偉大な構想。

薬師寺 玄奘三蔵院奉納の「大唐西域壁画」 絵身舎利 神々しく、

伽藍建立のために写経寄進に励んだこともあり、感慨深いものでした。

式能のチケットはすべて売り切れ当日券は無かったのは、幸いだったかな?

展覧会は、3月6日までだったので、無理をすればどちらも鑑賞可能だったかな!

久しぶりの、神 修羅、鬘、世話、鬼 の式能を堪能したかったというのも本音で、

日々あきらめていたことが叶ったら慾がでました。

コメント
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