連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

体と脳のずれ

2018-07-28 13:53:41 | 日記・エッセイ・コラム

姿勢が良くなり始めたころから、歩き始めるとフラフラ感が。長年の姿勢と違うので、適応できないせいkな?!とは思っていたのですが、

7月4日の又吉直樹のヘウレーカの中で、

【理性とは違うところで,  私たちの脳ははんだんしている】と

コンピュータビジョンの権威である杉原厚吉氏の、発言を聞いて、視覚の錯覚とは違うが、

フラフラ感に対して、私見ながら納得した次第。

 

ゆがんだ姿勢が普通で過ごした期間が長かったので、

まっすぐに立つことができ、顔の向き、両肩、骨盤、足指の位置がほぼ平行で、

頭の位置が、一歩ごとにぶれずに、交互にリズミカルに足を出すことに慣れていず、

全体の適応ができないからフラフラ感を伴ったのだ!

フラフラ感に対して、小脳に何らかの病変が出現したのかと、神経学的検査を自ら行ったり、

無症状の脳血栓の後遺症かなど、CT検査まで頭に浮かべたのでしたが、

ヘウレーカ後、納得したのと、姿勢が良くなって歩けるようになった期間も長くなり、

脳の判断も、修正してきたようで。 

 

48年前に、両手の腱鞘炎から始まり、全身に拡大した結合組織の炎症は、

10年ぐらい前、太極拳の誘いを受けた数年後から新たな激痛、発熱を伴う炎症は治まったようだ。

炎症後の治癒過程で周辺組織との癒着で、姿勢のゆがみが生じていたのは、

2002年、太極拳を始めて先生に指摘されるまで、全く認識していなかった。

いただいた万歩計をつけて歩いても、歩数がカウントされない不思議は、振動は痛みを伴うので、滑るように歩を刻んでいたのだろうと推測をしたりしていた。

”こんなに姿勢が悪い人に初めて出会った!!!”と先生に驚愕されて、

改めて自分の立位を見回し、

顔が正面を向くための、肩、腰の位置は、右回転前方に、

右股関節は、炎症後の癒着著明で、後方進展不可で、

回転姿勢を保つために、右下腿の内側の筋肉はないというに近い萎縮状態。

背中の背筋は、背骨の左側は、これまた認められず、

車いす生活を覚悟はしてたのですが。

先生の協力の下で、姿勢の矯正を始め15年目にして、

意識すれば、顔正面、両肩正面、骨盤ほぼ正面で立つこと可能になりましたが、持続するにはいたりませんでした。

今年になり、各段に姿勢が良くなるに伴い、別の経験したことのない感覚が出現。

良くなったからと言って、全体が良くなるものではないと、日々実感しているところです。