還暦を過ぎ、古希を迎える年になると、同級生だった人の訃報もあり、
同級会を開こうという声も出ますが、なつかしい?会いたい?と自問自答。
大学時代の記憶、婚約時代以後共に過ごした時間(父の反対で学生結婚にはいたらなかったのですが、感謝両親の心配は杞憂ではなかったことに感謝)の記憶が飛んでしまった日の恐怖の映像が残像として浮かび上がり………。
当人以外にも、恐怖を呼び覚まされる心理状況分析を繰り返しつつ、
婚約破棄、結納返却を申し出た、私の事情を理解せず、勝手なやつと思ってただろうし。
40年以上の時間が過ぎ、PTSDに伴う恐怖を引きずるのもと思い、年齢による忘却に身をゆだねることとして、
”友達って良いものだ”、””同級生は、懐かしみの中で愛おしく”思えるようになりたいもの。
仕事を始めてからは、多忙ではありましたが、楽しい思い出に満ち溢れ、
患者とは、恩師の思い出話に事欠かず、
子供時代も楽しく、
ほんのわずかな数年の学生時代のある一時に、引きずられない過去の出来事にしたいものです。
独身で過ごしてきた今のほうが、
自分を押し殺すことなく、自分の尺度の倫理観で生き抜いて来れたなと。