記憶にある
笛の音色、集まって歌ったこと、お茶の香り、墨の香り、季節の花々を生けていたことなど、
愛おしい日々。
暇、閑な、拘束されない時間がなもてるようになり、時間の過ごし方を考え、
はやりの”終活”はしない(バッタ屋という仕事を患者からおしえてもらったから)ので、
下り坂の心身を考慮して、親しかったけれど、やらなかった、やれなかったことで始めたのが、
親元ですがした日々に、身近にありながら、親しまなかった
お茶。居まいで苦戦していますが、楽しい。
お茶の縁で、座禅会に参加し、東日本大震災チャリティー品を購入した縁で、
京都紫野大徳寺の塔頭、龍光院機関誌の”南游行”をいただいた。
さらには、龍光院の至宝の展覧会が3月にMIHO museumで、開催されるにあたり、ツアー参加を呼び掛けていただいた。
というわけで、積読してあった、”南游行”を発刊号から読み始めた。
漢字を紐解いての記載が満載!
”游”jは、遊ならず………。南と北は、南面、北面、方角に始まることから、拡がりが書いてある。
父との、漢字に関するやり取りを思い出しました。”淑子や、その字には……”活気にあふれていた子供時代ですから、長くなるともぞもぞ、心の底でお父さんはくどいからなど思ったりしたものでしたが、字の広がり、歴史を知る時間を過ごしたのでした。
出会いの中で、楽しい、愛おしい時間のよみがえりの中ですごせてる時間が増えてきました。