人の脳についての、”定説”が覆され始めている。
脳頭蓋骨は、20歳ごろまでは大きくなるとの計測結果が示されている。
20歳ごろの脳重量は、1300g前後に。
脳の神経細胞の数は、大脳皮質で100億とも180億とばらついているし、
小脳の細胞の数は、1000億ともいわれて、脳全体としての神経細胞数は不明。
神経細胞は、誕生から死ぬまで分裂増殖しないのが定説になっていたが、そうではないという研究結果も示され始めている。
加齢とともに脳は萎縮すると言われるが、
脳の細胞、神経細胞も細胞。
細胞は、タンパク質、脂質を主成分としていて、傷ついた修復可能な細胞成分は修繕して細胞を維持しているはず。
脳がエネルギー源としているのは糖。
細胞が、生き生きとして、死なないための酸素供給は必須条件だろう。
脳の血管が動脈硬化で、細くなっていてはだめ。
脳の神経細胞も、日々新しくつくられているということの報告があるようになり、年を取ったからと言っても、減るだけではない!
細胞が、新しくつくられる最低条件を、日々満たす生活があってこそ。