感染対策に精通していなければいけない、急性白血病を専門分野とてきた血液の指導医です。
入院中、患者、家族を含めた精神状況の配慮をしながら医療を進めてきました。
現在の、コロナ対策の結果としての社会の閉塞、経済萎縮のあおりをもろに受けて、生活がひっ迫している人が、日々排出されている現状に対して、
それぞれの分野の医師は、現対策を肯定しているのでしょうか?
自殺者の増加。
DVの増加、家庭崩壊も起きている。
休業、廃業も増え続けている。
コロナ感染は毎年冬季には流行してきた。
インフルエンザも毎年冬には流行してきた。
そのうえでの、ゴールデンウィーク(政府の5月1日公表の制限)の、
お盆期間(政府の8月1日、8月5日公表の宣言)の、
制限は、短期的に感染制圧可能と思って発令されたのだろうか?
制限は、人の心、経済をも鑑みて発令されたのだろうか?
新型コロナ感染者、重症者、死者を鑑みても、
自殺者の増加、認知症の進行、失業、廃業の現在の事態に対して、
政府の些細な支援が、責任行動といえるだろうか?
感染症専門家は、社会を熟知して、今回の制限への主導を担ったのか?
感染のみの近視眼的視野に立っての提言ではなかったのか?
新型コロナは、制圧できていない。
2020年5月、8月の制限がなければ、2020年末からの、自粛要請に応える、民意力はもっと、もっと大きかったのではないだろうか?
2021年1月の自粛要請は、やむを得ないかとは思えども、
日々、感染者、重症者、死者は、日々更新を重ね、
暖かい春になって、やっと消退するのではないか。
専門家は、コロナ感染以外で、命を失った人、健康障害に到った人に、責任を感じるのだろうか?
福島原発を招いた、原子力専門家の、経済優先だった後悔しない人たちが浮かんだ。