連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

原稿校正で、主張を思い出す!

2017-04-01 10:57:03 | 血液専門医宇塚善郎
 生前から、成人急性骨髄性白血病の化学療法の集大成としてまとめ続けてきた、
”Response-oriented intensive induction chemotherapy for elderly older patients with acute myeloid leukemia in single institution”は、
心ならずも、投稿受理、発刊までに至らなかった。
従来の化学療法剤使用による治療は、切り捨て、新薬のみが、次世代を切り開くという風潮の前に、蹴散らされた感であった。
REVISE前に、東日本大震災に見舞われ、そのほかもろもろのことが次々に起きて………。
恩師の思いを受けて、化学療法継続、終了ポイントの根拠としていた遺伝子検査の成績を加え、時代の変化を導入部などに組み込み、手を加えて再投稿し、受理され、昨日構成が手元に届いた。
校正のために、じっくり、読み返しながら、”Disccution"考察の文章で、学会で議論を戦わしてきた諸先生は、宇塚の主張を思いの丈、書き込んでいるとうなずきながら読まれるであろうと、おもわずにやり。
5月の命日付近に、Jouranal of Clinics in Oncology に掲載予定。
そのタイトルは、”Response-Based Intensive Induction Chemotherapy of Curative Approach in Elderly Acute Myelogenous Leukemia Patients in Single Institution"

To suppress the re-proliferation of residual leukemic blast during early induction therapy
toxicity may be reduced if patients require no more than one cycle of induction therapy to achieve complete remission
For this purpose, we decided the end point of the first induction chemotherapy as to reach target point by monitoring with repeated bone marrow examination at day 8-11 of induction treatment. Inclusively, our therapeutic modality is not only adapted to individual response but also adapted to individual toxicity for dose decision making which could overcome all adverse factors.
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