連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

関白太閤秀吉の茶の湯;日曜美術館

2013-02-26 04:52:56 | 日記・エッセイ・コラム

2月24日夜8時からの再放送”天下人と天才たちの器~茶道具 超名品!驚きの美~

特に驚いたのが 秀吉の「黄金の茶室」

組み立て式で、当初は、御所の薄暗いところにしつらえられて、用いられた。

桃山時代の光源は、薄暗い灯油。

薄暗がりの光に呼応する黄金の陰影

秀吉の派手好み、豪華主義という植えつけられてきた既成概念とは、

当時の環境で見ると、全く異なった姿が浮かび上がり

富を得た権力者の、繊細な美意識、おもてなしの心満載であった。

そして、庶民にも参加を呼び掛け、開放した北野天満宮の茶会。

今の茶の湯が広まったのは秀吉あったればこそとゲストの中島誠之助さんのコメント。

時代に埋没して、真実は失われ、力を得た浅薄な表面的発言(現在ではマスコミ報道)で理解が曲解されていき

当時の環境で見なければ、真実は失われてしまう危うさを再認識させられた。

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