地元仙台での開催で、資格更新にも反映されるので参加。
講演者は、被災地の大学の医師が主体で、
被災し、避難生活をおくっている高齢者がより健康被害を受けているという、
被災地での実感が数値で提示。
ライフラインの途絶に伴う、口腔衛生が出来ずに、誤嚥性肺炎の増加
肺炎の起因菌は、通常に認められる肺炎球菌などに加え、レジオネラなど。
健康弱者に研著に表れる健康被害を
”Harvesting effect" 弱者刈り取り効果という言葉で表現されるのだそうです。
福島県のある地域では、高齢化率が通常であれば10年を要する変化が1年で。
学術集団としての内科学会の存在感を示した講習会でした。
今後、未来に向けて
1.大災害における内科医の役割と行動
2.大災害における内科医の連携体制の整備
3.大災害における内科医が力を発揮する仕組み
それぞれに対しての提言がありました。
1.内科医の行動実践ガイドラインの充実
2.ICTを活用し大災害に内科医が密に連携が取れる体制の整備
電気が途絶した2011年3月11日はTwitterがもっとも使用された日だそうです。
3.は内科専門医の資格条件に災害医療を取り入れる。
命を救うためには、トップダウン式の行政では、待ってくれない命の危機には対応できないので、権利の移譲などのシステムづくりも必要など、首都圏の直下型地震、南海トラフ地震を見据えたそれぞれの内科医会の連携を含めた対応の整備が、経験を未来につなげようというかってない内容の講演会でした。
ps 東日本大震災の時は、個人的つながりで、労力、物品を調達して急場をしのぎました。
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