豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人生の成就成功とは…北斗市

2009-01-19 17:26:27 | ファース本部
ヨーガ哲学の中に、「心の中にある檻をしっかり閉めておかないと、中にいる猛獣が飛び出して、自分自身を食い殺してしまう」という逸話があります。此処で言う猛獣とは、すなわち人間の持つ欲望の事のようです。

ある哲学本に人間が真に成功出来たかどうかの判断は、「自己に克つ」事が出来たどうかで決るのだと言う哲学者の言葉が載っていました。ビジネスや企業経営者で成功している人の多くが「克己心のかたまり」のような人だと言い切ってもよいでしょう。
この哲学者は、どんなに頭がよくても、一流大学を出ていても、商才があっても、人間関係がうまくても、「克己心」が無いと大成出来ないのだと言います。

克己心(こっきしん)とは欲望を抑制すると言う意味です。厳しい人生競争を生き抜き、志(こころざし)やビジョンを成就させるには、人間社会の中で自分の欲望だけをギラギラさせていては絶対に成り立たないと言う事だと思われます。

自分を大切にして、常に謙虚な自信を保持させ、その上での「克己心」が必須なのでしょう。
また怖れる事は、それなりに思いが成就成功し、生活が豊かになった時、心の檻がゆるみ、 その隙間から「欲望」という猛獣が飛び出して来て、自滅自壊してしまう例が多いのです。

私の知っている企業経営者の中は、一世風靡して成功を納めたかに思われたのがほんの一時期であり、怒涛のように堕落の底に落ち込んだ人もおります。明らかに「克己心」の欠落だったと思われます。どんな一流企業に勤めたビジネスマンでも、優秀で尊敬される人になるには「克己心」が評価された時なのだと思います。

昨日の日曜日に大学センター試験が終了しました。写真はそのセンター試験を終えてから当方の自宅に遊びに来た、姪の長男、野戸大河君(右)と野戸有沙ちゃんです。二人ともとても秀才で大河君はセンター試験でどうやら東京大学の受験資格を得たようです。

昨夜、大河君とは、自宅に置いてある地球儀を前にして、国家体制の在り方と国益、個人権利や克己心など、普段毛嫌いされるような七面倒な話題に終始しました。
彼は、勉強マシンのような東大受験生ではなく、自信と謙虚さと克己心を合わせ揃えておりました。大河君の東大受験の合格を念じています。

不況だ不況だと言っても我日本国家は、まだまだ有望な人材が豊富で安泰なのですよ…
今日は裁判所の調停業務や全国大会の講師さん依頼と問い合わせ返信などで一日が終わりそうです。
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