豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

国も企業も明確なビジョンを示そう…札幌市

2009-01-22 20:10:36 | ファース本部
ネット情報の中で我国日本は、近代に3回の大きな変化にさらされたと言いコラムを見つけました。
これによると第一が、鎖国状態にあった国を外国の圧力で開国し、明治維新という大変革を成し遂げました。その時は「欧米に負けない国になろう」と言う明確なビジョンがあったように思います。

第二が、第二次世界大戦での敗戦だったと思われます。
昭和21年の終戦時は、何百万人と言う人的資源とインフラ資源を同時に失い、身も心も焼け野原となった日本でした。その我国は、戦後僅か20年間で世界の先進国に肩を並べるほどの復興を遂げたのです。その時は、「この国を一日も早く豊かな国になろう」と言うビジョンがあり、そのためには一次産業、二次産業や工業技術力を強くすると言う意志がありました。第三が、バブル経済の崩壊だったように思われます。

マネーゲームに終始した虚構の価値に踊ったこの国に、そこから立ち直るための明確なビジョンが希薄であったと言う意見が多くあります。暗中模索の施策ばかりで効果が出るまでに相当の期間を要しました。それでも見事に立ち直り、日本の変化対応力の高さを証明するものです。そして今、第四の変化である世界金融破綻に見舞われています。これは、第二次世界大戦前のようだと言う内容の識者の声もあります。

国際社会がどの様なビジョンを持ち、何を目指して進んでいくのかを、バブル崩壊から立ち直った日本を全世界は注目しているように思います。
ビジョンをしっかりと示し、逆境から抜け出した時の国家や企業は、今まで以上の大きな自信と誇りが具わり、もっともっと国際的に強い国になる事でしょう。

人も企業も、そして国家も明確なビジョンを示さなければならないのです。
今日は弊社の札幌事務所に札幌市内のファース工務店、㈱北のハウスさんの社長、大場勝己さんと、ご子息のお客様担当、大場至峰(しほう)さんが来社されました。
北のハウスさんも掲げたビジョンを見据えながらも、大きな時代のうねりを敏感に捉え、社業改革に懸命に取り組んでおられました。

今日は札幌事務所で執務を行いましたが、昼過ぎ来社された敬愛するサンケイ建匠の湯浅社長と、彼の友人が経営する、スイーツカフェ「ティーサイズ」を訪れました。特性モンブランのケーキととても美味しいコーヒーを戴きオーナーの塚本さんや、湯浅さんの人柄に触れ穏やかな時間を過ごす事が出来ました。明日は北斗市の本社に帰社を…
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