豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

厳しい信頼回復の道のり…北斗市~函館空港~羽田空港~東京浜松町~大崎

2009-01-15 21:24:32 | ファース本部
建築物の構造計算書を偽装した事件以後、食品の賞味期限の改ざん、表記違反などの不祥事が相次いでおります。内臓などを掻き雑ぜて牛肉ミートと偽って製造販売した会社は、発覚後直ぐに破綻しました。その他にも産地偽装などが消費者の不信感を招いています。

吉兆と言う高級料亭も、使い回しや表示偽装問題が発覚して閉店に至り、何代にも渡り、何十年もの年月をかけて培って来た信用が、目先の欲に目を眩ませた少数の関係者が居たために瓦解してしまい、その信頼回復にはとてつもない負担を強いる事になるのでしょう。

偽装問題などは、自分達とは無縁のものと思っていたのですが、年明け早々にファース専用サッシの供給メーカーである、三協立山アルミ工業の製品に問題発覚です。寒冷地で使用している樹脂サッシを防火地域などに使用する際、防火仕様のタイプが求められます。防火認定を受ける際の試験品と、実際に使用する製品が異なる事が判明しました。

三協立山には樹脂の生産ラインは在りませんので、大手の樹脂サッシメーカーに生産依頼し三協立山ブランドで販売をしていたので不正認定とはまさに晴天の霹靂だったようです。
平成16年以降の問題サッシは、北東北と北海道に流通されており、この時期にこの地域には約300棟のファースの家が建築されており、調査の結果3棟のファースの家に使用されて要る事が判明しました。早速、行政側とメーカー、販売代理店、施工工務店と協議しながら対応する事になりました。

逆境を飛躍のバネに活用すると言う格言がありますが、使用されていた家の建主さんが結果、得をするような解決法を見出す事が出来れば早期に信頼回復に繋がる事でしょう。
メーカーが、少しでも損害額を低く抑えようとする対応を行うと益々泥沼化する事が考えられます。

建主さんが得するような解決法が必須ですが妙法は必ず存在いたします。
写真は今日、東京事務所へ謝罪に訪れた三協立山アルミの鈴木正広課長と、大岡久美子さんです。三協立山アルミは、関係者が手分けして謝罪行脚をし、寒空に本当に気の毒な気が致します。
建主が喜ぶ妙法を講ずれば謝罪の必要など不必要なのですが…

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