豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

政治家は君子で在るべき…北斗市~木古内~青森~大館~鹿角市

2009-02-21 23:08:48 | ファース本部
漢文に書いてある孔子の言葉で、国や地方の政(まつりごと)をつかさどる政治家は君子でなければならいと明記してあります。君子とは、知識が豊富で克己心を持ち合わせ、罪を憎んで人を憎まず、自分に厳しく、他人に優しい人間的な魅力ある人格者と言う事です。

昨今の政治家に、心から君子と言える真の政治家がいったい何人いるのでしょう。
酔っ払い会見で辞任した大臣がいましたが、どんなに政策通であっても「君子」と言う概念から大きく逸脱している事は事実でしょう。

知識が豊富で克己心(欲望を抑える心)を持ち合わせ、悪を憎んで自分に厳しく、他人に優しくて人間的な魅力ある人が「君子」だとなると…しかし、私の知っている政治家には、国政にも地方自治にも、その君子と言える人も確実に存在します。崇高な志(こころざし)や理念を持っている政治家も決して少なくないのです。

ところがそのような克己心の強い君子たる政治家は、お金集めがあまり得意でありません。
大風呂敷を広げる事も出来ませんし、自分を強く売り込む事も上手ではないのです。
政治改革の根本は、君子たる人が政治家に成り易い環境整備こそが必須だと思います。

中川問題で政治家の世襲がまたまた話題に浮上してきました。政治家に限らず、企業経営者も世襲の課題があり、その全てを否定するものではありません。実際に政治家や企業経営者の中にも、まさに君子と言うに相応しい人も多く存在しています。
克己心を備え、心優しい政治家を輩出するには、お金を集め、そのお金で票を獲得するような制度を見直し、させたい人を容易に政治家に出来る仕組みを構築したいものです。

写真は、北海道木古内駅で出会った青年、清水 洋(しみずひろし)君です。
大雪の影響で乗車予定の列車が2時間も遅れ、同じ列車を待っていた清水君と政治経済や外交施策などの話をする機会となりました。清水君はこの3月で大学を卒業し、一流企業への就職も決まり、就職前のゆとりある時間の、のんびり一人旅を愉しんでおりました。

ライフスタイルを確立し、とても瞳の綺麗な青年です。我国も彼のような青年が存在する限り、方向性を見間違う事などありません。鹿角市もマイナス9℃北海道なみの寒さですが、彼のおかげで気持ちがホットに…明日は鹿角市で講演を行って、夜には北海道へ…
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