豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

経済エネルギーの器を大きくする…北斗市~木古内~八戸~東京都内

2010-03-31 21:22:05 | ファース本部
今朝の経済新聞にセメント大手の太平洋セメント株式会社の大々的な人員削減のニュースが載っていました。「コンクリートから人へ」とは、現政権が公共工事から福祉や医療、教育などに重点を移行する政策で、私も好感の持てるキャッチコピーです。

しかし政権交代からセメント需要が一気に激減したと言います。しかし、次の選挙で自民党が勝ってもセメント需要が反転する事もないのでしょう。道路やダム、箱物などの土建関連の社会資本整備は、かなり飽和状態になっていると言うデータもあります。

時代の潮流は、従来のように大量にセメントを必要としない社会になっていそうです。
日本経済を支えてきたセメントや鉄鋼などは、段階的に業態を変えざるを得ないのでしょう。
しかし、コンクリートの向こう側に多くの人々の居る事も意識しなければなりません。

今日は飛行機のチケットが取れず、北海道から特急と新幹線を乗り継いで午後の会合に間に合わせました。新幹線が新函館まで繋がると3時間20分で東京まで移動できます。
おそらく函館から東京へ飛ぶ飛行機に乗る人が激減する事になるでしょう。

高速道路を無料にすると新幹線が空き、新幹線が通ると在来線が空いてきます。
ダイナミックな経済活性化でもしてキャパシティーを増やさない限り、どちらかが沈む憂き目にあってしまう事でしょう。

「エネルギー普遍の法則」と言うのがありますが、経済エネルギーは普遍でありません。
知恵と工夫を持ってすれば、経済エネルギーそものの器を大きく出来る事でしょう。
経済エネルギーを大きくするには、安売りを止めて適正価格で供給する事です。

企業収益が上がると給料も上がり税収も増えて来て経済の器が大きくなります。
安売り商品ばかりが跋扈するようでは景気浮揚は期待できません。

写真は今夜泊まる東京のホテルのエントランスですが、世間の喧騒に背を向けいるように、色とりどりの花が咲いています。明日は北斗市に帰社します。
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